僕はサラリーマン時代、起業したいと考えて過ごしていました。
しかし、起業が怖くてなかなか始めの1歩を踏み出せなかった思い出があります。
なぜ、起業することが怖かったのか?
それは、僕が内向的な人間だったからです。
当時の僕は、起業するとなると人脈が必要だと考えていました。
人脈がなければ、仕事を取ることが難しかったり、有益な情報が手にできないと思っていたからです。
そして、人脈を広げることこそが、経営者としての仕事だと勘違いしていました。
ですが、僕は内気で人見知りだったので、そもそも人付き合いがとても苦手です。
人から可愛がられるようなタイプでもありません。
そんな僕が起業したとしても、人脈を広げられず、すぐに失敗してしまうんじゃないのかと不安を感じていました。
しかし、起業の勉強をしているうちに、経営者がやるべき仕事を知ることで、僕の考えが間違いであることに気づいたのです。
本来経営者の役割とは、人脈を広げることではありません。
仕組みを作ることだったんです。
この事実を知ったことで、僕は安心して起業に挑むことができました。
なぜなら、経営者の仕事は自分の才能を活かしてできることと、ピッタリ重なっていたからです。
実は、内向的な人には様々な才能が隠れています。
この隠れた才能を知り、活かすことで、現代の経営者に必要な能力を身につけることができます。
そこで今回は、内向的な人ほど経営者に向いている理由を説明していきますね^ ^
経営者の仕事
先にも述べた通り、僕は経営者の仕事は人脈を広げることだと勘違いしていました。
なぜそう思っていたのかというと、経営者に必要なのは利益を生み出すことだからです。
利益を生み出すために、人脈を使ってお客さんを紹介してもらう。
あるいは、有益な情報を得て、利益を上げるやり方を考える。
こういった考えを持っていたからです。
しかし、これらは全て戦略の一部に過ぎませんでした。
僕が起業の勉強をはじめて、ビジネスの組み立て方を知ったことで
自分の勘違いに気づくことができました。
僕が学んだ、ビジネスの組み立て方とは、以下の図が示すものです。
〈ビジョン・ミッション〉
【ビジョン】
あるべき未来の姿
【ミッション】
訪れる未来に対して、自分はどんな使命・目的を持って世の中に価値を生み出すか?
〈戦略〉
【ビジネスモデル】
使命・目的を果たすためには、どの領域でどんなビジネスを行うか?
【マーケティング】
どうやってビジネスを広げていけばいいのか?
〈戦術〉
【マネイジメント】
戦略を実行するために、誰が何に取り組めばいいのか?
【科学技術・ツール・マニュアル】
より効率的に実行するための武器や技術やマニュアルはないか?
〈管理・実行〉
【資源の管理】
資源の管理:人・モノ・金・情報の管理
【タスクの実行】
タスクの実行:目的に向かって徹底的に迅速にタスクの実行をする
この図にある4つの要素を、上から順に満たすことで、ビジネスは成功します。
そして、戦略から上が、経営者の仕事になります。
つまり、あるべき未来の姿を叶えるための仕組みを考えることです。
では、社員の役割は?
戦術から下の仕組みを実行する部分ですね。
僕が勘違いしていた「人脈によって仕事を広げる」というのは、戦略の一部に過ぎませんよね。
そして、人脈を広げるという戦略を自分で実行していたということは
僕は「社員の仕事をしようとしていた」ということになります。
今の時代、インターネットが発達したおかげで、Web上に情報を載せておけば
情報はお客さんから取得してくれ、自動的にビジネスを広げることはできます。
では、なぜ経営者の仕事が戦略から上なのか?
それは経営者の本当の定義が
「何かに投資して、どうやって回収するのかを考え、仕組みを作る人」だからです。
その仕組みを考えるのに必要なのが、戦略から上の部分になります。
内向的な人が持つ強み
ではなぜ、内向的な僕が経営者に向いていると感じたのでしょうか?
それは、内向的な人は、経営者に必要な才能を備えていると知ったからです。
では、内向的な人に備わっている才能とはどんなものでしょうか?
- 慎重である
- 本質的なものを見出す
- 集中力がある
- 人の話を聞くことができる
- 落ち着いている
- 優れた分析力を持つ
- 自立している
- 辛抱強い
- 書くことが(話すことより)得意
- 人の気持ちがわかる
内向的な人は、恐怖や不安を学習しやすく、神経質な脳の癖を持っています。
そのため、リスクに敏感になって失敗を恐れてしまいます。
また、情報処理を行う時に、前頭葉を活性化させる。
前頭葉は、前頭葉は、思考や計画、学習や論理付けを行う領域です。
そのため、失敗を恐れはしますが、逆にリサーチや計画を念入りにするという強みを備えている。
さらに、リサーチして得た情報を深く掘り下げることが得意なため
情報を整理してリスクを回避したり、パターンや法則を見出すことができるのです。
これらの才能を活かすことで、内向的な人は経営者に必要な能力を発揮することができます。
内向的な人が経営者に向いている理由
経営者の役割は、ビジョン・ミッション・戦略を考えることです。
そして、ビジョン・ミッションはコンセプトとして、明確化されます。
コンセプトとして有名なのがAppleが2001年に発売した「i-Pod」ではないでしょうか?
i-Podが打ち出したコンセプトは
「持っている全ての音楽をポケットに入れて持ち運べる」です。
そして生まれたキャッチコピーが
「1,000曲をポケットに」
これは、スティーブ・ジョブズ自らが考えたと言われています。
それまで、外で音楽を聞くときは、CD/MDプレーヤーで聴くことが主流でした。
しかし、CD/MDプレーヤーで音楽を聴くときには、その都度CDを変えなければならず、持ち運びには不向きです。
また、MP3プレーヤーも発売されていましたが、容量が小さく持ち運べる曲数はせいぜい100曲程度。
ここに目をつけたのがAppleです。
「近い将来、CD/MDプレーヤーで音楽を聴く人はいなくなる」というビジョンを持ち
「コンパクトで大容量の音楽プレーヤーを生み出す」というミッションを持ち
「持っている全ての曲をポケットに入れて持ち運ぶ」というコンセプトを打ち出しました。
その結果、i-Podは大流行して時代を変えましたね。
つまり、経営者の本質は「新しい価値を生み出す」ことと、捉えられます。
新しい価値を生み出し、それに投資して回収する仕組みを作るところまでが、経営者の仕事ということです。
内向的な人が持つ経営者としての才能
そして、内向的な人の持つ才能は、このコンセプトを生み出すのに適しています。
なぜなら、コンセプトを生み出すためには、リサーチをして新しい見解を見出すことが欠かせないからです。
コンセプトとは、人々が求めているモノ・コトをわかりやすく表したものです。
そのため、人の気持ちがわからなければならない。
人の気持ちを把握するためには、リサーチ能力が欠かせないということです。
また、一つのことを深掘りし、様々な情報を取得し整理することで
本質をついた新しい見解を見出すことができます。
つまり、新しいコンセプトを生み出すことができるということ。
さらに戦略を練るためには、起こるべきリスクを把握し、リスク回避することが不可欠ですよね。
そのための戦略ですから。
このように、内向的な人が備えている才能は、戦略より上の領域に必要な能力に変えることができるのです。
経営者としての才能を磨く方法
では、どうやって才能を発揮していけばいいのか?
才能を発揮するためには、才能を磨くことが不可欠です。
才能を磨くとは、才能に投資するということ。
では何をどうやって投資していけばいいのか?
それは、経営に必要な知識を学ぶことです。
経営に必要な知識がないのに、経営に向いている才能を発揮することはできませんよね。
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次世代起業家育成セミナーとは
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なぜなら、この動画が内向的な自分に向いているセミナーだったからです。
世の中の多くの起業セミナーは、外交的な人向けのセミナーです。
「人脈構築のノウハウ」
「人を動かすためのコミュニケーションやプレゼンスキル」
「とにかく行動を求める」
このような内容が多く、どちらかというと戦術ばかりを教えられます。
内向的な人の多くは、内気で人見知りな性格が多く
人間関係が必要な戦術的なことには向いていません。
しかし、次世代起業家育成セミナーでは、ビジョン・ミッションから戦略の立て方を中心に教えてくれます。
そして、戦略から上を自分で行い、戦略から下はインターネットを活用してシステム化する方法を教えてくれます。
つまり、100%理詰めでビジネスを成功させることができるということ。
また、図やフレームワークが多く使われ、視覚的に理解がしやすいのも、オススメする理由です。
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ぜひ、自分の持つ才能を発揮して、世の中に価値を生み出してみてください。
なぜなら、才能は使うために備わっているからです。