【診断あり】なぜ嫌われる!?協調性がない人ほど優秀で仕事ができる3つの理由

 

【協調性がない】

僕はこの性格を自分の欠点だと
思って今まで生きてきました。


周りと協力するより
1人で黙々進めたい

輪の中にいるより
単独あるいは少人数を好む

コミュニケーションが苦手で
業務的な話しかしない


だから学校の通信簿にはいつも
協調性が低いと書かれましたし

社会に出ても上司からは
協調性を持てと言われ続けました。

 

また、こんな性格なので
周りとも馴染めず
集団の中では常に浮いてしまう。


そのため、協調性を身につけようと
無理に周りに合わせてみたり

協調性があるように見せかけて
生きるようになりました。

 

でも結果的に変われなかったし
自分に無理する生き方に疲れ
鬱になりかけたこともあります。

 

しかし協調性が低いからこそ
周りより優れている部分もあり

無理に変えるのではなく
活かすようにシフトしたことで

周りからの評価が変わり
収入も3倍に増えました。

 

そこでこの記事では僕と同じように
協調性がない人に向け以下の内容を
お伝えしていきます!

この記事の内容
  1. 協調性がない人ほど仕事ができる3つの理由
  2. 日本では協調がないと嫌われやすい2つの理由
  3. 協調性がない人の3つの特徴と原因
  4. 協調性がない人の3つの強みと向いてる仕事

 

それでは早速、行ってみましょう!

 

 

記事を書いてる人:mu 記事を書いてる人:mu

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協調性がない人ほど仕事ができる3つの理由

「私はまわりと協調して生きることができない。それが日本に帰りたくない理由の一つです」


2021年のノーベル物理学賞に選ばれた気象学者・真鍋淑郎さんが会見で語った言葉の1つ。


僕はこの言葉を耳にした時に、すごく共感できたんですよね!


なぜなら日本では協調性ばかりが重視され、周りに合わせられる人が評価される。


だから、自分の考えや意見を言いづらいし、自分の仕事に集中するのも難しい。


その結果、本来のパフォーマンスが発揮できないという経験を何度も経験してきたからです。

 

実際、海外のビジネススクールや大学の研究によって「協調性が高い人」ほど仕事ができない傾向が高いことがわかっています。


そこで、協調性に関する代表的な3つの研究をご紹介します!

研究❶:協調性が高い人ほど年収が下がる

ジョージア大学が1258人を対象に行った研究によると、以下の3つが判明しています。

  1. 協調性が高い人は衝突を恐れ自分の意見を言わない
  2. 協調性が高い人は衝突を恐れ指示通りの事しかやらない
  3. その結果、周りからアドバイスがもらえず年収が下がる

 

僕自身も経験がありますが、集団の和を乱さないために、周りに合わせてばかりだと、誰も自分に興味を持ってくれないんですよね。


また「自分の意見」を言わない分、相手からの意見ももらえず、仕事を成功させる道標や経験を得られず年収が下がってしまうそうです。

研究❷昇進しづらい

2018年にクィーンズランド工科大学で行われた研究でも❶と同様、協調性が高い人ほど昇給しづらい傾向にあることが判明しました。


なぜなら、協調性が高いと以下の3つができなくなるからです。

  1. 他人を傷つけるのを恐れ厳しい決断ができない
  2. 馴れ合いになり責任ある立場を任せられない
  3. リスクが取れず勝負することができない

 

その結果、人の管理や経営を任せられないと判断されて、昇進できないということなんですよね。

研究❸:協調性が高い人ほど自己犠牲をする

さらに2009年に行われた研究では、協調性が高い人ほど「自己犠牲する傾向が高い」ことも判明しています。


なぜなら以下の3つの理由があるからです。

  1. 協調性が高い人ほど、相手を喜ばそうとする
  2. 協調性が高い人ほど、自分より他人の成功を優先する
  3. その結果、自分の成功のために使える時間やエネルギーがなくなる

 

自分より、他人を喜ばせたり、優先する姿勢はとても素晴らしいと思います!


ですが、その結果、都合よく扱われてしまったり、いつまで経っても自分が成功できないと、不満が溜まりいつか爆発します。

 

また人間は、自分が満たされると自然に「他者貢献欲求」が現れてくると言われています!


なので「まずは自分。余った分で他人に貢献する」と言う順序が本来は正しい順序であり、自分が満たされれば自然と協調性も高まっていきます!

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2022年5月19日

なぜ?協調性がないと嫌われる2つの理由

このように人間は、自分が満たされることで「他者貢献欲求」が現れ、自然と他人に貢献や協力を行うようになっていきます。


しかし日本では昔から「空気を読む」「出る釘は打たれる」「我慢は美徳」など、自己主張よりも周りに合わせることを重視します。


また、周りに合わせられない人は「はみ出し者」のレッテルを貼られ、村八分にされてしまいます。

 

ではなぜ日本は、協調性ばかりを重視して、周りに合わせることを求めるのか?


それには以下の2つの理由があります。

❶集団主義社会

日本は欧米のように多国籍国家の個人主義社会ではなく、昔から単一民族の集団主義社会の傾向が強くあります。

日本人は「他人が自分の行動を批判するということを強く意識する

『何が「正しい」行動なのかの判断は、常に社会関係の中でとらえられ「世間」によって決められる』と考えている

引用:wikipedia「集団主義」

 

そのため「個性」よりも「集団の和」を尊重し、波風立てず周りに合わせる人を評価する文化なんですよね。


だから協調性ばかりが重視され、周りに合わせられない人を嫌う傾向にあります。

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2022年5月24日

❷教育方針

また、本来協調性というのは「自分と異なる立場や違う意見・考え方を持つ人たちと同じ目標に向け協力する能力」のことです。


しかし日本の教育現場では「周りに合わせることができる生徒」を協調性が高いと評価しています。


だから「空気を読む」「我慢は美徳」「出る釘は打たれる」というように、自己主張を嫌い、周りに合わせることばかりを求めます。

 

また人間は、自分の「思ったこと・言ってること・やってること」が一致しないと、どんどん自分を信じられず嫌いになっていきます。


なので、このように自分を抑え周りに合わせる生き方を続けていると、どんどん自己肯定感が低下してしまうんですよね^^;


実際、日本人は他国に比べ自己肯定感が低いというデータもありますし、僕自身も、自分を偽っていたせいで鬱になりかけました。

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【自分に疲れる】なぜ真面目すぎる人ほど損をする?生きづらい性格を直す5ステップ

2022年6月14日

協調性がない人の3つの特徴と原因

ですが、同じ社会・同じ教育を受けていているのに、協調性が「高い人・低い人」に分かれるのはなぜでしょうか?


実は協調性の高さ、生まれつきの気質と大きく関わっています。


それが「内向型」「外向型」という気質の違いです。

内向型とは?

心理学者のカール・ユングが唱えた性格類型の1つ。

内向型=内向性が高い人

外向型=外向性が高い人

ユングによれば、人間は「内向型」と「外向型」のどちらか寄りの気質を持って生まれてくるとされています。

 

そして、内向型は協調性が低い傾向にあり、外向型は協調性が高い傾向にあることがわかっています。

外向性をさまざまな側面から検討したところ、「友好的外向」という成分が協調性や好意的感情と関連を持つことが示された。

引用:対人場面における好意的感情と外向性の関連性について

 

ではなぜ「内向型」は協調性が低い傾向にあるのか?


それは以下の3つの特徴があるからです!

特徴❶:他人と関わることがストレスに結びつきやすい

内向型は他人と関わることがストレスに結びつきやすいと言われています。


内向的な人は、他者との相互作用がストレスへと結びつきやすい

引用:外向―内向性がソーシャル・サポート過程と精神的健康に及ぼす効果

 

なぜなら、内向型は刺激に対する感度が高いからです。


この刺激に対する感度は「DRD4(ドーパミン受容体)」遺伝子の長さで決まると言われています。


内向型はDRD4遺伝子が短く、刺激の許容力が少ないため、刺激に敏感(抑える)

外向型はDRD4遺伝子が長く、刺激の許容量が大きいため、多くの刺激を求める

 

なので、人と関わることで受ける外部刺激がストレスになりやすいから、協調性が低い傾向にあるんですね!

特徴❷:刺激を遮断することでエネルギーが生まれる

また刺激に敏感な内向型は、外部からの刺激を遮断することでエネルギーが生まれ、物事に集中できます。


そのため、周りと協力するより、単独で進めた方がパフォーマンスを発揮をしやすく、1人の方が仕事がはかどります!

特徴❸:物事を合理的に考える

さらに内向型は「合理システム」と呼ばれる、思考や計画を担う前頭葉を中継する情報処理を行っています。

内向型の人が合理システムの活性化レベルが高く、意思決定場面で合理システムを用いる

引用:外向型・内向型における注意機能特性と情報処理スタイルの関連性

 

なので、無駄や非効率なことを避け、物事を合理的に考える傾向があるんですね!

内向型は、危険や失敗やエネルギーの無駄遣いを避ける

引用:スーザン・ケイン 内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える


だから、自分のペースを乱してまで周りに合わせるのは無駄で苦手だと感じますし、会社の非効率なルールにも従いません。

 

また、会話を「情報のやり取り」と捉え、計画問題解決、または事務的な会話を好みます。


逆に中身のない雑談や世間話には興味が示せないんですよね^^;

 

内向型には、このような特徴があるため協調性が低く、特に日本では集団に馴染めず苦労することがあります。


以下のボタンをクリックすると、1分でわかる内向型診断テスト(20問3択式)が行えるので、ぜひ試してみて下さいね^^

内向型診断テスト(全20問/3択式)
0%

グループよりも1対1の会話を好む

文章のほうが、自分を表現しやすいことが多い

1人でいる時間を楽しめる

周りの人に比べて、他人の財産や名声や地位に、それほど興味がないようだ

内容のない世間話は好きではないが、関心のある話題について深く話し合うのは好きだ

聞き上手だと言われる

大きなリスクは冒さない

邪魔されずに「没頭できる仕事」が好きだ

誕生日は、ごく親しい友人1人か2人で、あるいは家族だけで祝いたい

「物静かだ」「落ち着いている」と言われる

仕事や作品が完了するまで、他人に見せたり意見を求めたりしない

他人よ衝突するのは嫌いだ

独力での作業で最大限に実力を発揮する

考えてから話す傾向がある

外出したあとは、例えそれが楽しい体験であっても、消耗したと感じる

かかってきた電話を留守番電話に回すことがある

もしどちらか選べというなら、忙しすぎる週末より、何もすることがない週末を選ぶ

1度に複数のことをするのは楽しめない

集中するのは簡単だ

授業を受けるとき、セミナーよりも講義形式が好きだ

外向型

意識が自分自身の外側に向くタイプ

主な特徴は以下の5つです。

  1. 周りで起こっている出来事に注意が向きやすく、出来事を客観的に捉えます。
  2. 同時に複数のことを進めたり、状況に合わせて臨機応変に対応をするのが得意。
  3. 物事を理解する時は、「感覚」「イメージ」「直感」「体験」に頼る。
  4. 疲れた時は、1人でいるよりも、誰かと楽しく騒ぐことでエネルギーが回復する。
  5. 楽観思考で積極的、人と関わることが得意です。

両向型

意識を自分自身の内側と外側の両方に向けれるタイプ

主な特徴は以下の5つです。

  1. 自分の思考や感情を周りのTPOに合わせて切り替えることができる。
  2. 1人で進める仕事であっても、周りと協力しながら進める仕事であっても卒なくこなすことができる一方で、優柔不断な部分があり自分の判断で進める仕事は苦手。
  3. 物事を理解する時は、「理論」「データ」などの裏づけと「直感」「経験」をバランス良く考える。
  4. 疲れた時は、アクティブに行動したあと、1人ゆっくり休むことでエネルギーが回復する。
  5. 協調性が高く、周りに合わせることが得意。

内向型

意識が自分自身の内側に向くタイプ

主な特徴は以下の5つです。

  1. 自分の思考や感情に注意が向きやすく、出来事を主観的に捉えます。
  2. 1つのことに1人で集中的に取り組み、物事を深掘りするのが得意。
  3. 物事を理解する時は、「理論」「データ」「分析」「法則」などの裏づけが必要。
  4. 疲れた時は、誰かといるよりも1人になって好きなことに没頭することでエネルギーが回復する。
  5. 不安が多く消極的、人と関わることが苦手です。

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2022年5月3日

協調性が低い人の3つの強みと向いてる仕事

今の社会は、接客業や営業などの「第3次産業」が70%も占め、多くの人と積極的に関わることが求められます。

 

なので「協調性がない人」にとっては、生きづらい世の中なんですよね^^;


しかし、協調性がない人は、自分の外界に興味がない代わりに、自分の内側から湧く好奇心や探求心には強い関心を示します。


だからこそ、協調性がない人にしかない強みがあり、その強みが活きる仕事もあるんです!


そこで、最後に協調性ない人の3つの強みと、向いてる仕事をお伝えします^^

強み❶:1つのことを追求できる

他人に興味がない人は、1つのことを追求できる強みがあります。


なぜなら刺激に敏感だからこそ、「特殊好奇心」が高いからです!

特殊好奇心とは?

「不明瞭なこと」や「理解できないこと」を、明確になるまで追求し、刺激を抑えるために働く好奇心

 

なので、特殊好奇心が高く、1つのことを追求できる強みは、スペシャリストに適した能力です!

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2022年10月12日

強み❷:知性が高く優れた分析力を持つ

また、他人に興味がない内向型ほど、知性が高いことがわかっています!

ある研究では、大学生141人を対象に、美術・天文学区・統計学など20種類のさまざまな科目に関するテストをしたところ、ほぼ全科目について内向型の学生の方が知識で勝っていた。

企業が採用や昇進の際に使用する、批判的・論理的思考思考を評価する〈ワトソン・グレイザー批判思考力テスト〉でも、外向型より高得点を取る

引用:スーザン・ケイン 内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える

 

強み❸:優れた分析力を持つ

さらに合理システムを備える内向型は、無駄や非効率、失敗やリスクを避け合理的に行動しようとします。


そのため、経験や勘に頼らず、行動する前に状況を観察し分析してから、慎重に行動します。

内向型は、行動する前にじっくり観察して戦略を練る

これは『本命に賭ける』あるいは『転ばぬ先の杖』という戦略だ。

引用:スーザン・ケイン 内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える

 

なので、内向型は優れた分析力を持っていると言われています!

そして、この「スペシャリスト」「高い知性」「優れた分析力」という3つの強みが生きる仕事が『ナレッジワーカー 』です!

ナレッジワーカー とは?

ナレッジ(知識)とワーカー(労働者)を組み合わせた造語で『高度な専門知識を持つ知的労働者』のこと。

1つの分野に高い専門性を持ったスペシャリストで、企業などの組織に帰属意識を持たないという特徴があります。

 

ナレッジワーカーは主に、数字やデータを扱う仕事なので、協調性がない人には、向いているんですね!

 

実際、4000人以上を対象にした当ブログの職業診断テストでも、50%以上の内向型がナレッジワーキングに適正があるという結果が出ました!

 

僕自身、人と関わらずできるナレッジワーキングであるブログに取り組んでから、収入が3倍になったので、やはり向いていたと思います^^

 

以下の記事では、無料で職業診断テストが行えますので、ぜひ1度試してみてくださいね!

☞20問(3択式)でわかる適職診断テスト!4000人以上のデータから判明した内向型に適した仕事とは?

【適職診断】内向的な人に向いてる仕事10選と在宅1人で今日からできる仕事!

2022年6月22日

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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4000人以上を対象にした
調査の結果判明した
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【自分らしく生きたい】

「やりたくもない仕事」
「付き合いたくもない人」
「なりたくもない自分」を演じ

ずっと生きづらさを感じていた。

 

でも、それを我慢して生きるのが
正しいことだと思っていました。

なぜなら、その先にこそ
幸せがあると思っていたから。

 

でも違った。

 

等身大の自分のまま
幸せに生きる方法が
あることに気づきました。

 

そんな僕が実現した
「内向型を強みにする生き方」

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