自己受容できない2つの理由と自分を受け入れる5ステップ

今回は読者の方より

内向的な自分を受け入れ
自己受容することができない

といったご相談を頂きましたので
そちらにお答えしていきます^^

子育ても終わりこの数年
鬱状態が酷くここ1年は
引きこもり生活をしています。

 

子供の頃から周囲との間
違和感疎外感を感じていて

他の子と同じように
振る舞うだけで
疲れ果ててしまい

ちっとも頑張れないことに
悩み苦しみ自分を責めてきた原因
内向型の性格にあったことが

muさんのブログで
とてもよくわかりました。

 

ずっと自分に無理をさせてきたことは
わかったのですが

長所と短所は表裏一体など
書かれているのをいくら読んでも
言い聞かせてみても

どうしても自分が
内向型であることが受け入れられず

受け入れたくなくて
とても辛いです。

 

内向型であることは
変えようがないのに。

 

自分は内向型であると
受け入れないことには
次の一歩は踏み出せず

引きこもりから
脱出できそうにありません。

 

どうすれば内向型の自分を
受け入れることができますか?

 

なにかヒントをいただけたら
と思いご相談します。

どうぞよろしくお願いします。

 

 

記事を書いてる人:mu 記事を書いてる人:mu

▶︎内向的な性格で人と関わることが苦手
▶︎仕事も恋愛も友達も上手くできず
▶︎不器用な自分を「ダメ人間」と思う
▶︎内向型と気づき強みを磨く
▶︎ストレス0・収入3倍に進化
▶︎起業や心理学で学んだ「自分らしく自立して生きる方法」を発信中!!

☞劣等感まみれだったmuを知る

自己受容できないたった1つの原因

相談者さんと同じ様に僕自身も
閉じた性格周りに馴染めず

そんな自分は社会不適合者なんだと
ずっと自分のことを認めることが
できませんでしたし

実際の研究でも内向的な性格
持ち主は自分を認めづらい傾向に
あることがわかっています。

内向性被験者は、外向性被験者に比べて、自己を否定的に評価している。

引用:性格の類似性が対人魅力に及ぼす効果

また内向的な性格の人が
無理に外向的に振る舞おうとする

かえって疲れネガティブな感情
増えるという報告もあります。

実験の被験者は「一週間にわたって毎日外向的に振る舞うように」と指示されたところ、外向的であることには全体的に「ポジティブな感情が生まれた」「自分が外向的であると感じた」という報告があったとのこと。

一方で、この研究において「より内向的」とされた被験者は、ポジティブな感情があまり増加せず、ネガティブな感情や疲れが増すと共に、「本物の感情」が減少したといいます。

引用:GigaZiNE

逆に自分の内向性を受け入れ
満足している人ほど
幸福度が高いこともわかっている。

Lawn氏らの研究チームが発見したことは、研究の被験者のうち自分の内向性に満足している人は「もっと外向的になりたい」と考えている人に比べて「自分は本物である」という感覚が強かったということ。

また、これらの人は外向的な人が経験しているレベルのウェルビーイング(幸福な状態)に近い値を記録していたそうです。

引用:GigaZiNE

だからこそ内向型は自分自身の
内向性を受け入れることが

幸福な人生を送るためには
欠かせないことになってきますが

相談者さんのように
自分が内向型であることは
理解できるのに

それを受け入れることができず
辛さばかりが増してしまう
という人は多いのではないでしょうか?

 

ではなぜ自分が内向型であることを
理解することはできているのに

それを素直に受け入れ
自己受容が”できてる人“と
できない人“に分かれるのか?

 

その違いは自分のアイデンティティ
確立されているかどうかという

たった1つの違いによって生まれます。

 

自己受容が”できてる人”と”できない人”の違いとは?

前途したように自己受容
できてる人”と”できない人”の
たった1つの違いとは

自分の中でアイデンティティ
確立しているかどうかの違いです。

 

そもそもアイデンティティが
確立されている状態とは

自分で自分はこういう人間だ”と
定義できる状態のことを指します。

アイデンティティとは?

アイデンティティーとは自己同一性と同義で、心理学や社会学において、ある者が何者であるかについて他の者から区別する概念、信念および表現をいう。

この確固たる自分が自分であるという感覚をもっている人は、アイデンティティーが「確立」しており、逆に、確固たる自分が自分であるという感覚があまり強くなく、自分は自分だと感じられない人は、アイデンティティーが「拡散(混乱)」しているという。

引用:看護roo  

 

そのためアイデンティティが
確立している人
自分の得意不得意はもちろん

自分がどのような人生を送り
何者になりたいのか
定義することができます。

心理学辞典によるアイデンティティの定義

自分は何者か」「自分の目指す道な何か」「自分の人生の目的は何か」「自分の存在意義は何か」など、自己を社会のなかに位置づける問いかけに対して、肯定的かつ確信的に回答できること

引用:Direct Communication

 

だからこそ”人は人、自分は自分”と
割り切って考えられるようになり

周りと同じような行動や
振る舞いができなくても

それが自分であり
自分は自分の道を目指し

周りと同じようにできないことを
素直に認めることができます。

 

しかし、アイデンティティが
確立されていない状態では

周りから評価されることでしか
自分の存在を定義することができません。

アイデンテイテイ確立度が低い段階においては、 人は自分の確立状態を、 自分の身近にいる他者、つまり日常活動が類似した同年代の他者と比較しようとする。

引用:アイデンティティ確立の発達段階の違いが社会的比較に及ぼす効果

そのため周りから
評価される人間であろうと
常に世間体ばかりが気になり

世間体を保てない自分
認めることができなくなります。

 

そして特に日本人
アイデンティティが確立されず

他国に比べて自分を認めてる人
少ないというデータも存在します。

出典:国立青少年教育振興機構

 

ではなぜ日本人はこれ程まで
アイデンティティが確立されず
自分を認められない人多いのか?

 

自己受容ができない人が多い2つの理由

先に述べたように日本人の多くは
アイデンティティが確立されず
自分を認められない人が多くいます。

その大きな理由となっているのが
以下の2つです。

自己受容ができない人が多い理由

  1. 集団主義社会
  2. 均一教育

1つずつ解説していきます!

 

集団主義社会

そもそもアイデンティティとは

  • 自分の置かれてきた環境
  • 取り組んできた行動
  • 身につけた能力

そしてそれらによって生まれた
価値観信念に基づいて
確立していきます。

 

それを表したのが以下の
ニューロ・ロジカル・レベル
と呼ばれる図です。

しかし、そもそも日本は
欧米のように多国籍国家
個人主義社会ではなく

単一民族集団主義社会です。

 

そのため自分の考え
価値観主張できる人よりも

周りに合わせて波風立てない人
集団の中では評価されてきました。

出典:日本的価値観は正しいのか?

 

だからこそ多くの日本人は
常に世間体を気にして
周りに合わせた生き方をしています。

日本人は人生を「他人の行動の中に看取されるあらゆる暗示に油断なく心を配ること、および他人が自分の行動を批判するということを強く意識する」ことと捉えており、「何が『正しい』行動なのかの判断は、常に社会関係の中でとらえられ、『世間』によって決められる」と考えている

引用:wikipedia「集団主義」

その結果、自分の価値観や
信念を見出すことができず
アイデンティティが確立できません。

本来、アイデンティティーという言葉は、「自分が自分であることや自己の存在価値に対する自覚」といった意味を表しているが、日本人どちらかといえば、所属集団内の文化を体得し、集団の規準に同調して行動し、その集団の一員であると認められることで心理的な満足や安定を得て、それをアイデンティティーと呼んでいたように思う。

引用:国家主義と日本人としてのアイデンティティー

 

❷均一教育

さらに集団主義社会の日本では
皆一緒・同じ考え”を重視した
教育を未だに行っています。

 

そのため、周りと同じ考え
持つことが正しいとされています。

 

実際、教師たちも周りに合わせる
生徒評価する傾向があります。

出典:教師が考える児童生徒の協調性

 

また、集団主義社会の中では
外向型人間が高く評価され

集団的に理想の人格だとみなされている外向型の人物に対する魅力は,評定者の向性の特性を問わず圧倒的に強いことが分かっている

引用:性格の類似性と自己受容および他者受容が印象形成に及ぼす効果

そのため、学校教育においても
外向的な生徒を育成しています。

“勤勉性”“外向性”“経験への開かれ”の3つのパーソナリティ特性 が、学校教育で育てる学習態度と対応する

引用:パーソナリティ特性(ビッグファイブ論)からみるビジネスパーソンの職場適応や能力

だからこそ内向的な性格
受け入れられないという価値観
教育によって植え付けられ

その結果、内向型人間は
自分の性格を理解したところで
素直に受け入れられないんですよね^^;

 

そのため内向型の自分
受け入れ満足できるような
アイデンティティを確立するには

まず集団主義社会の都合に合わせた
教育によって植え付けられた
価値観を捨てる必要があります。

 

自己受容するための5ステップ

前途したように
ありのままの自分
認めるためには

アイデンティティ
確立させる必要があり

アイデンティティを
確立するためには

教育によって都合よく
植え付けられた価値観を捨て

本来の自分が持っている
価値観を見出し塗り替える

必要があります。

 

そして本来の自分の
価値観を見出すためには

  • [過去の自分]を振り返り
  • どんな経験によって
    [現在の自分]が作られたのか?
  • そして、これらの経験を活かして
    どんな[未来の自分]築いていくのか?

ということを繋ぎ合わせることで
確立させることができます。

個人の時間的展望の発達もアイデンティティ形成に関する重要な視点とされる

時間的連続性とは、自分の過去・現 在・未来がつながっているという実感であり、アイデンティティ形成や青年期の適応に関連の深い概念であるとされる。

引用:パーソナリティーに関する研究の動向と展望

そこで、オススメなのが
コア・パーソナル・プロジェクト
というワークです。

 

このワークでは

過去のどんな体験によって
現在の価値観が身につき

これからどんな価値観を持って
生きていきたいのか?

ということを以下の
5ステップによって
明確化していきます。

アイデンティティを確立させる5ステップ

  • ステップ1:固定観念を捨てる
  • ステップ2:価値観の明確化
  • ステップ3:好きなことを見つける
  • ステップ4:得意なことを見つける
  • ステップ5:コア・パーソナルプロジェクトを見つける

 

僕はワークによって
自分のアイデンティティを
確立することができました。

 

その結果

内向的な自分個性と捉え
自分の強みを活かせる生き方
変えることができました。

その結果、ありのままの自分
受け入れることができるようになり

今では世間体を気にすることなく
毎日家の中でのんびり引きこもり
ストレスのない生活が送れています。

 

コア・パーソナル・プロジェクト
以下の記事から行えますので
ぜひ時間を取って試してみてくださいね^ ^

【診断テスト】コア・パーソナル・プロジェクトを見つける15の質問

2022年5月1日

 

\関連記事/

内向型は人と関わらない方が幸せ!?

「人と関わらない生き方」を
3年以上実践した結果
起こった3つの変化と実現方法

 

 

内向型に向いてる仕事とは?

4000人以上を対象にした
調査の結果判明した
内向型に最も適した仕事とは?

 

\ 限定無料配信中 /

 

【自分らしく生きたい】

「やりたくもない仕事」
「付き合いたくもない人」
「なりたくもない自分」を演じ

ずっと生きづらさを感じていた。

 

でも、それを我慢して生きるのが
正しいことだと思っていました。

なぜなら、その先にこそ
幸せがあると思っていたから。

 

でも違った。

 

等身大の自分のまま
幸せに生きる方法が
あることに気づきました。

 

そんな僕が実現した
「内向型を強みにする生き方」

誰でも再現できるよう
3つのマニュアルにまとめ
数量限定で無料配信中!