生きづらさの原因は日本の集団主義にある|疲れる世の中を抜け出す20の質問

Mu

こんにちは!

内向型起業家のMu(☞プロフィール)です^ ^

 

以前こちらの記事で、日本が生きづらくなった原因について書いたところ

大きな反響をいただき、現在このブログでもTOP3に入る人気があります。

 

そして、最近またアクセスが増えてきたため

日本に生きづらさを感じている人が

益々多くなってきていることを痛感しております。

 

そこで今回は、なぜ日本は生きづらいのか?

ということをさらに深掘りしていきます。

 

なぜ日本は生きづらいのか?

毎年ギャラップ社が発表している「世界幸福度ランキング」によると

日本の幸福度は62位でした。(2020年現在)

 

これは先進国の中最低レベルです。

 

また自殺者は年間約2万人

うつ病患者数約400万人

ひきこもり者数約100万人

 

日本人の約7割が生きづらさを感じているというデータもあります。

 

中でも若者と呼ばれる20代の約80%が日本を「生きやすくない」と評価しています。

出典:若者の死因第1位は自殺だそうです。厚生労働省自殺白書H30年度版

 

なぜ生活水準が高く、生きていく上で困ることがないような日本で生きづらさを感じる人が多いのか?

 

時代に合わない日本の価値観

世界幸福度ランキングによると日本は

「選択肢の自由度」と「社会の寛容性」が著しく低いことがわかっています。

出典:BLOGOS

 

では、なぜ日本は「選択肢の自由度」と「社会の寛容性」が低いと感じるのか?

 

それは現在は「個人主義社会」に向かっているにもかかわらず

いまだ日本が「集団主義社会」だからです。

「集団主義」と「個人主義」の違い

個人主義:個人の考えを尊重すること

集団主義:集団の考えを尊重すること

 

そのため、日本では個人の意見が出しづらく

集団の意見に合わせることを優先させます。

日本人は人生を「他人の行動の中に看取されるあらゆる暗示に油断なく心を配ること、および他人が自分の行動を批判するということを強く意識する」ことと捉えており、「何が『正しい』行動なのかの判断は、常に社会関係の中でとらえられ、『世間』によって決められる」と考えている

引用:wikipedia「集団主義」

集団主義から個人主義の時代へ

 

実は社会が成長期においては、集団主義はうまく機能します。

 

なぜなら、成長社会は「大量生産大量消費」の時代だからです。

 

そのため、社会の中では「言われたことを素早く正確に行える人間」が評価され育成されました。

 

だからこそ「みんな一緒の考え」が普通で、集団主義が機能します。

 

しかし社会が成熟すると、個人主義の方がうまく機能するようになります。

 

なぜなら、成熟社会は「個別生産」の時代だからです。

 

例えばひと昔前までは、一家に1台だったパソコンがスマホの登場で1人1台になり

家族揃って見ていた番組が、各自が好きなコンテンツを選べる時代になりました。

 

このように、生活が豊になるにつれ

人々の価値観ライフスタイル人それぞれ異なったものになり

様々なことがパーソナライズされていきます。

出典:10年後のAI時代に求められる「情報編集力=レゴ型能力」

 

その結果、「みんな一緒の考え」から「1人1人違う考え」になり

「集団主義」から「個人主義」の方が上手く機能するようになります。

 

しかし、現在の日本では未だに「周りがそうだから」という理由で

世間の常識」を押し付けられることが多くありますよね^^;

 

だからこそ、「選択肢の自由度」や「社会の寛容性」が感じられず

生きづらさを感じる原因となっています。

 

なぜ日本は集団主義から抜け出せないのか?

ではなぜ、日本は未だに「集団主義社会」から抜け出せないのか?

 

それには以下の3つの理由があります。

集団主義を抜け出せない理由
  1. 日本の教育
  2. 日本人の食文化
  3. 日本人の遺伝子

 

1つずつ説明してきますね^ ^

 

❶ 日本の教育

日本が未だに集団主義社会から抜け出せない理由の1つとして

現在もなお昭和の教育を引きずっているからです。

【日本の教育改革は35年前から進んでいない】

20世紀型の「正解に、より早く正確にたどり着く力」を身につける教育ではなく、21世紀は「答えが見つかっていない課題に対して、深く考え適切なアイデアを創出し、それに基づいて行動する力」を身につけなければならない。

そのための教育は20世紀の教育と大きく異なっているはずだ。なのに、その改革が進まない。そのような危機感は、国も40年近く前から抱き続けており、実際に教育改革についてはこれまでに幾度となく議論されてきた。

引用:35年前から進化しない日本の教育は、世界の変化に追いつけるのか

実際、教師は未だに集団主義を推し進め

「周りに合わせられる生徒」を高く評価しているというデータもあります。

出典:教師が考える児童生徒の協調性

 

このように、個性を磨くことよりも、集団の和を乱さないことを重視し

周りと同じようにできない人を問題視するのが日本の教育と社会です。

出典:日本的価値観は正しいのか?

 

その結果、日本がバブル崩壊を迎え成熟社会に突入した90年代頃から

個性を隠す学生が増えていると言います。

成熟社会日本で気になることは、90年代ごろから接する大学生が

「いじめ」に対して過敏なまでに自己防衛的に なっており

目立たぬよう個性をかくす行動様式を共有しているようにみえる点である。 

引用:近代日本の個人主義

 

つまり、成熟社会を迎えるにあたり、人々の個性が強くなってきたのに

教育現場が集団主義を重視しているからこそ、起きている現象です。

 

では、なぜこのような教育が未だに続けられているのか?

 

それは、日本人が元から持っている気質に深い関係があります。

 

❷日本人の食文化

実は日本が集団主義の教育を行うようになった背景には

食べ物が大きく関係しています。

 

その食べ物とは、日本人の主食である「お米」です。

 

実は農作物の違いによって「集団主義」と「個人主義」に分かれるんです。

 

人類は狩猟社会から農耕社会へ移ったことで

食べ物を安定的に得ることに成功し

1つの土地に定住することが可能となりました。

 

その結果、人口が一気に100倍ほど増えたと言いわれます。

 

そしてアジアでは「米」

ヨーロッパやアメリカ大陸では「麦」を栽培する文化が根付きます。

出典:社会実情データ図録

 

米を栽培する稲作の場合、同じ面積の土地で毎年続けて収穫が可能になります。

 

そのため、1つの土地に定住し、多くの人を養うことができる一方

田植えから収穫に至るまで、家族やその地域の人々の助け合いが必要になるため

自然と人口密度の高い集団生活を行うようになり「集団主義」傾向が強くなる。

 

❇︎以下のように人口密度が高い地域は、稲作が主流のアジアに集中している

出典:国/行政区域で区分けした人口密度の世界地図(2012年)

 

対する麦作の場合、天候まかせな部分が多く、稲作に比べて労働量が大幅に少なくすむため

人々と協力する必要性があまりないことから、「個人主義」傾向が強くなるといいます。

米国バージニア大学のトマス・タルヘルム(Thomas Talhelm)氏らのチームが、稲作地域出身の人々は小麦生産地域出身の人々に比べ、考え方が相互依存的で全体の和を重んじることを明らかにした。 

田植えから刈り入れまでを順調にこなすには、農家は連携して入り組んだ用水路を整備したり、家同士で作業を互いに手伝ったりしなければならない。長い年月の中で、このようなチームワークの必要性が相互依存的、集団主義的な性質を育む。

一方、小麦は他の農家と連携しなくとも栽培できるため、小麦農家は個人主義に傾く。

引用:NATIONAL GEOGRAPHIC

 

このように、稲作文化によって集団主義が発達し

それがそのまま教育にも取り入れられていきました。

 

また、農耕社会になり定住が可能になったことで

変化を苦手とする遺伝子に変わったと言われています。

 

❸日本人の遺伝子

実は、農耕社会になり定住が可能になったことで

遺伝子に変化が起こり

我々日本人を含む東アジア人は

変化を苦手とする種族になったと言われています。

 

その遺伝子とは、ドーパミン受容体と呼ばれるDRD4遺伝子です。

 

この遺伝子が長いほど、多くのドーパミンによって心地よさを感じるため

刺激が多い環境を好み、新奇探索性が高くなり外向的性格になる

 

逆にこの遺伝子が短いほど、少ないドーパミンによって心地よさを感じるため

刺激が少ない環境を好み、新奇探索性が低くなり内向的性格になる

 

*(新奇探索性=新しい物事を追い求める性質)

 

そして、稲作農業の地域ほど、DRD4遺伝子が短い人が多いのです。

人間行動の基底となる人格に大きな影響を与える遺伝子の中でも、もっともよく知られ ているものの一つには、ドーパミン受容体(レセプター)の 1 種類である DRD4 がある。

DRD4には48塩基の繰り返しについて異なった長さを持つ数多くの対立遺伝子が存在し、 2度の繰り返し2リピートから、11 リピートまでが知られている

東アジア人はほとんどすべてが 2,4 リピートであるが、ヨーロッパやアフリカでは 20%程度が、南米では 60% 程度が7リピートである 

引用:なぜアジア人はノーベル賞をとらないのか?

 

なぜこのようにDRD4遺伝子に変化が起きたのかといえば

稲作によって1つの地域に多くの人間が定住が可能になったことで

食糧を求めて新たな地へ冒険する必要がなくなったからだと考えられている。

人類の拡散の過程では、未知の新たな土地を探検、移住してゆくことには十分な適応価があったはずである。

どの土地においても人間が住める最大数は一定であるから、ある程度大きくなった集団からは、新しい土地を求めて冒険をして、 その土地へと移住してゆく必要があった 

こうした人類の拡散には、新奇探索性が高くなりが果たした役割は非常に大きかったに違いない。 

しかし、安定した環境で個体密度が十分に高まると、無駄な活動になるのかもしれない 

さらに農耕が主流になると、その退屈で繰り返しの多い活動には7リピートはあまり適応していなかっただろう

引用:なぜアジア人はノーベル賞をとらないのか?

 

また、面白いことに、狩猟民族遊牧民族DRD4遺伝子が長い方が適しているというデータがあります。

ワシントン大学の人類学者ダン・T・A・アイゼンバーグの調査によれば、アリアールの遊牧民の集団では、ADHDと関連づけられるDRD4-7Rと呼ばれるドーパミン受容体遺伝子を持つ男性のほうが、そうでない男性よりも栄養状態が良好であった

引用:exciteニュース

 

このように、DRD4遺伝子が欧米に比べて短い東アジア人は

新しいことへの開放性が低く、変化を苦手とします。

 

さらに、内向型の脳では長期記憶を中継する情報処理を行い

内向型人間は、外向型人間より頻繁に長期記憶を利用する
引用:内向型を強みにする

 

長期記憶にある意味記憶では、社会のルールを記憶しています。

出典:エピソード記憶?意味記憶?記憶の種類を学んでみる

意味記憶は知識に相当し、言語とその意味(概念)、知覚対象の意味や対象間の関係、社会的約束など、世の中に関する組織化された記憶である。

引用:記憶の分類

 

そのため、内向型が多い日本を含む東アジアでは

社会のルールが厳しいというデータも存在している。

出典:ルールに厳しい国とルーズな国 違いの理由を知れば、共生のヒントが見えてくる

 

それを裏付けるように、世界幸福度ランキングでは

経済発展し成熟社会に突入した東アジアの国々は、揃って順位が低いのです。

出典:ライフコリア

 

このように、日本が生きづらい原因は

時代が個人主義に向かっているにもかかわらず

いまだ集団主義が強いため

「社会の寛容性」や「自由度」が感じられないからです。

 

そして、その社会を築いてきた背景には

教育・食文化・遺伝子が大きく関係しています。

 

生きづらい世の中を抜け出す20の質問

以上のように、現在は「人それぞれ違った価値観」を持つようになってきているにも関わらず

日本が未だ集団主義を引きずり、世間の常識を優先しなければならないため

生きづらさを感じることが多くなっています。

 

では、どうしたら生きづらさを感じずに生きていくことができるのか?

 

 

そのためには、日本人としてのアイデンティティから

一個人としてのアイデンティティを確立し

それに従った生き方に切り替えることが必要です。

 

なぜなら、人間はアイデンティティによって

価値観▶︎能力▶︎行動▶︎環境を身につけるからです。

 

だからこそ、日本人としてのアイデンティティのままでは

いつまで経っても集団主義から抜け出せず

世間の常識を優先して生きていかなければなりません。

 

しかし、自分のアイデンティティを確立することができると

「自分は自分、世間は世間」と割り切って生きることができるため

世間の常識や価値観に振り回されることがなくなります。

アイデンティティーとは・・・

アイデンティティーとは自己同一性と同義で、心理学や社会学において、ある者が何者であるかについて他の者から区別する概念、信念および表現をいう。

この確固たる自分が自分であるという感覚をもっている人は、アイデンティティーが「確立」しており、逆に、確固たる自分が自分であるという感覚があまり強くなく、自分は自分だと感じられない人は、アイデンティティーが「拡散(混乱)」しているという。

引用:看護roo!  

 

また、アイデンティティが確立されることで

等身大の自分を認められるようになります。

各レベルでの関係性とアイデン ティティとの関連が検討された。

その結果、「自己斉一性・連続性」「対自的同一性」「対他的同一性」「心理社会的向一性」それぞれに対して有意な効果を及ぼす関係性が異なることが示された。 

 引用:パーソナリティーに関する研究の動向と展望

補足

■自己斉一性

連続性とも言われる。時・場所に関わらず自分が自分である一貫性を持つこと。

■対自的同一性

自身の目的や送りたい人生などがわかっている感覚を持つこと。

■対他的同一性

他人の自身への評価と、自身が思っている自己評価が一致している感覚を持つこと。

■心理社会的同一性

自分が社会の一員で、社会に適応し生活しているという感覚を持つこと。

引用:看護roo! 

そして、等身大の自分を認められるようになると

他人の個性も認めることができるようになります。

自己受容高群では自己を受容できており、自尊心や自信があることで類似していない他者でも相手の長所を素直に受け止めることができる

引用:性格の類似性と自己需要および他者受容が印象形成に及ぼす影響

 

だからこそ、互いの個性を認め合う個人主義社会の現在では

自分のアイデンティティを確立することが

めちゃくちゃ重要になってくるんですね^ ^

 

日本人全員が自分のアイデンティティに従って生きれるようになれば

生きづらい日本社会は必ず変わります。

 

では、どのようにアイデンティティを確立すればいいのか?

 

アイデンティティを確立するためには「過去の自分」を振り返り

どんな経験によって「現在の自分」が作られたのか?

そして、これらの経験を活かしてどんな「未来の自分」築いていくのか?

ということを繋ぎ合わせることによって確立します。

個人の時間的展望の発達もアイデンティティ形成に関する重要な視点とされる。 

時間的連続性とは、自分の過去・現 在・未来がつながっているという実感であり、アイデンティティ形成や青年期の適応に関連の深い概念であるとされる。

 引用:パーソナリティーに関する研究の動向と展望

 

そこで、オススメなのが「コア・パーソナル・プロジェクト」というワークです。

 

このワークでは

過去のどんな体験によって現在の価値観が身につき

これからどんな価値観を持って生きていきたいのか?

ということを20の質問によって明確化していきます。

 

僕はワークによって、自分のアイデンティティを確立することができました。

 

その結果、周りが何と言おうと自分の人生は自分で決めるという決意ができ

周りを気にせず生きていけるようになり

生きづらさを感じることがなくなりました。

 

以下の記事では「コア・パーソナル・プロジェクト」を見つける20の質問をご用意していますので、ぜひ時間を取って試してみてくださいね^ ^

 

本当の自分を見つけて、生きづらさから開放されよう。コアパーソナルプロジェクトを見つけるための20の質問

2019年12月14日

 

Mu

今回はここまでとなります。

最後まで読んでいただきありがとうございました^^

以下の記事では「内向型に最適な生き方」のロードマップとなる厳選10記事をご用意してあります。

はじめての方は、まずはコチラからご覧くださいね^^

 

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