今回は読者さんより頂いた
「周りに気を使いすぎて疲れる」というご相談にお答えしていきます!!
子供が地元の少年野球に入って1年になります。
ただ、練習のお手伝いに週1で出る用事があります。
元々、体育会系ではなく、組織が苦手の人間なので、
お手伝いに行くと、周りに気を使い過ぎて疲れてしまいます。
何か良い方法はないでしょうか?
とりあえず、私としては、練習時間の最初から最後まで出ると疲れてしまうので、
「仕事の都合で・・・」と説明して、終了前の2時間ぐらい手伝うようにしています。
目次
周りに気を使いすぎる原因と対策
内向型は、人と関わることでストレスを感じやすいので
なるべく余計な人間関係は避けることが良いのですが
読者さんのように、お子さんがいらっしゃると
自分の都合で回避できない人間関係がどうしても生まれてしまいますよね。
僕自身も子供がいるので、同じような悩みを抱えていたことがあります。
しかし、結論から申しますと
人間関係の中で自分の役割を持つことで悩みは解消されます。
そもそも、周りに気を使いすぎて疲れてしまう原因は
組織やチームの中で各自の役割が明確に決まっていないことで起こることがほとんどです。
おそらくご相談者さんも
「親だから」という理由だけで手伝いに参加することが義務付けられていて
手伝いに参加したところで、ほとんど「することがない状態」が多く
自分の立ち位置や居場所が確立できないから
同じ手伝いの人の輪に入り、自分の居場所を作らざるを得ない。
だからこそ、周りに気を使ってしまうのだと感じました。

会社の場合も同じことが言えます。
自分の役割がはっきりしていない(特に新人などの)場合
何をどうすれば自分が評価されるかわからないから
周りに気を使って人間性を評価されることに走ってしまいます。
その結果、良い人を演じてしまい
ストレスになってしまうんですよね^^;
特に内向型は自己評価が低い傾向になるので
周りから人間性を認められようとして
本来の自分以外の人格を装ってしまうことが多くあります。
内向性被験者は、外向性被験者に比べて、自己を否定的に評価している。
しかし、きちんと自分の役割がわかっていれば
変に人間性で評価されようと周りに気を使う必要もなく
与えられた役割だけに集中して自分の評価を高めることができます。

おそらく、少年野球の手伝いという場では
仲良しごっこになりやすく
きちんと各自の役割が与えられないと思いますので
この場合、自分で役割を見つける必要があると思います。
では、どのようにして自分の役割を見つけていけばいいのか?
自分の役割を見つける3つの方法
自分の役割を見つ方は主に以下の3つあります。
- 足りないところを埋める
- 新陳代謝を促す
- 新たな価値を創造する
1つずつ解説していきます^^
❶足りない部分を埋める

チームや組織には必ずどこかしら
課題や改善点、手薄になっている部分があります。
その部分を見つけだし
自分が担ってカバーするというアプローチによって
自分の役割を確立していく方法です。
❷新陳代謝を促す

チームや組織の中で常識化したやり方に対して
自分の得意なことや、好きなことなど
専門性を活かしてバージョンアップできる部分を見つけ
自ら取り組んでいくことで自分の役割を確立していく方法です。
❸新たな価値を創造する

これは②と真逆の方法となりますが
チームや組織の中で常識化したやり方に対して
全く新しいやり方を持ち込み
今までとは違った方向を目指す取り組みを
自ら担って、自分の役割を確立していく方法です。
しかしこの場合、
「なぜ新しいやり方に取り組むべきなのか?」という
強い信念がなければ方向性を変えることはできず
その分、難易度も高くなります。
内向型にオススメな自分の役割の見つけ方とは?
以上の3つの「自分の役割の見つけ方」の中でも
特に内向型にオススメな方法なのが
「❶足りない部分を埋める」です。
なぜなら、内向型は観察と分析が得意だからです。
内向型人間は、その所属集団に重要な特性をもたらす。
深く見つめる能力、変化が関係者にどんな影響を及ぼすのかを見抜く能力、観察力、枠にとらわれず考える力、歓迎されない決断を下す力、世の中のペースを少しだけ落とす力などだ。
組織やチームの足りない部分を見つけるためには
全体を観察して冷静に分析できる力です。
内向型は輪の中に入らず
一歩引いて全体を俯瞰できるほか
違和感や違いを敏感に察知することができるので
足りない部分を見つけることに適した能力を備えていると言えますよね^^
高反応な内向型の子供は人間に対しても物事に対しても「注意を喚起」する。
彼らは決定をくだす前に選択肢を比較するために、文字通り目をより多く動かす。
高反応な子供はまた、自分の気づいたことについて深く考えたり感じたりして、あらゆる日常的あ体験から微妙なニュアンスを感じとる傾向がある。
また、足りない部分を埋める取り組みは1人で行えることが多い。
例えば、「トイレ掃除」や「道具の手入れ」などがそれに当たる。
これらの良いところは
誰もが必要だと思っているけど
面倒くさい、割りに合わないと感じてやらないだけで
やれば周りが確実に喜ぶことです。
その結果、周りに気を使わなくとも
自分の信頼や評価は上がり居場所が確立されることです。
以上のように、人に気を使いすぎて疲れてしまうお悩みは
自分の役割を見つけることで解消されます。
そして、自分の役割を見つけるためには
内向型の強みを活かして「足りない部分を埋める」取り組みを行ってみてください。
以上が僕からの回答でした^ ^
内向型起業家のMu(☞プロフィール)です^ ^