学校では成績。会社では評価。
どこまで行っても競争×3
そんな社会に疲れた。
もう頑張りたくない。
そう思う自分は競争社会に
向いてないんだなって
ずっと感じながら生きてきました。
しかし社会では競争の中でこそ
人間は成長すると言われ
競争から目を背けたり
逃げたくなるのは
努力不足だと揶揄される。
しかし、果たして本当でしょうか?
実は生まれつき競争が苦手で
競争の中に身を置くと
メンタルやパフォーマンスが
低下してしまう人がいることが
科学的にわかっています。
つまり努力が原因ではなく
もともと競争社会に向いてない
というだけなんですよね。
実際僕自身、競争がない生き方に
変えたことでメンタルが安定して
収入も3倍に膨れあがりました。
そこでこの記事では僕のように
競争社会に向かない人に向け
競争のない仕事や生き方を
お伝えしていきます!
科学的に証明された競争に向いてない性格とは?
それが内向性が高い人=内向型と呼ばれる人たちです!
実は、上智大学の研究によって内向型は、競争環境の中ではメンタルやパフォーマンスが低下することが判明しています。
内向郡が競走において成績が低下する傾向があること。外向郡と内向郡で競走に対する態度に大きな差があることが理解された。
外向郡は競走に自己成長の可能性や相手との交流などの付加価値を見出す傾向が見られた。 それに対して内向郡は競走刺激に集中するため、競争状況が過度な刺激となった可能性が高い。
引用:外向性・ 内向性の性格特性が競争状況に与える影響について
ではなぜ、内向型は競争社会の中では、メンタルやパフォーマンスが低下してしまうのか?
それは以下の2つの特徴があるからです。
特徴❶:刺激に敏感
そもそも内向型とは意識が自分の内側に向かう人
逆に、意識が自分の外界に向かう人のことは外向型に分類されます。
ではなぜ同じ人間なのに、意識の方向性に違いが現れるのか?
それは、生まれつき「刺激に対する感度」が異なっているからです。
内向型は刺激に対する感度が高いため、外部からの強い刺激を抑えるために、自分の内側に意識が向かいます。
逆に外向型は刺激に対する感度が低いため、多くの刺激を求めるために、自分の外界に意識が向かいます。
そのため内向型は、競争という強い刺激の中では、疲れやストレスを感じやすく、メンタルやパフォーマンスが低下してしまうんですよね。
逆に刺激を求める外向型は、競争という強い刺激でこそ、モチベーションが上がり、メンタルやパフォーマンスが向上します!
特徴❷:競争に興味がない
また刺激に敏感な内向型は、外発的動機ではなく内発的動機によって、モチベーションを得ます。
内発的動機とは?
「好奇心」「探究心」「やりがい」「自己実現」など、自分の内側から湧いてくる意欲
外発的動機とは?
「報酬」「地位」「名誉」「評価」など、自分の外部からもたらされる意欲
なので、そもそも「人と競うこと」や、それによって「周りから評価される」ことに関心が低く、競争心がない人も多いんですよね!
内向型の人は、アイディア・感情・印象といった自身の中の世界からエネルギーを得ている。
逆に外の世界からの刺激に弱く、すぐに「もう手一杯」という気持ちになる。
たとえば職場やピアノの発表会などで他人に観察されたり、デートや就職面接で評価されたりするのが苦手だ。
このように内向型は、刺激に敏感で競争に対する関心が低いので、競争社会に向いてないんですよね!
なので、なるべく競争がない環境で、自分のペースを大切にした生き方の方が適しています。
その証拠に、内向型は適度な刺激の環境では、優れたパフォーマンスを発揮することもわかっています!
☞あなたはどっち?わずか20問でわかる内向型・外向型診断テスト!
競争社会が疲れた!競争のない生き方へシフトする方法
日本では、バブル崩壊後に競争社会に突入したと言われ、今もなお激化する一方です。
そんな社会で、競争に向かない内向型は、どうやって生きていけばいいのか?
実は、同じ社会を生きていても、自分だけ競争から抜け出し、競争のない生き方を送ることはできます!
僕自身も、この生き方に変えてから、メンタルが安定して、自分本来のパフォーマンスを出せるようになりました!
その生き方というのが「スカラ量」で勝負しない生き方です。
スカラ量とは、学歴や職歴、収入や評価など、目に見えて計測できる価値のこと。
このスカラ量で勝負する生き方は、他人との比較によって幸せを感じるので、競争が必要になります。
逆に、夢や自己実現、充実感や満足感など、目に見えて計測できない価値もあります。
これは自分の基準や主観によって感じる幸せです!
なので、他人と競争する必要がなく、同じ社会を生きていても自分だけ競争せずに生きることが可能になります。
考えてみると競争社会で育った僕たちは、常にスカラ量で周りと比較されながら生きてきてるんですよね^^;
だから自然と、周りよりスカラ量を多くすることで、豊かで幸せに生きられると信じ込まされています。
でも幸せって本当は「大切な人と一緒に過ごす」ことや「自分の好きなことに没頭する」など、もっと身近な所にあるものなんですよね!
僕の場合、それが「自分のペースで生きる」ということでした。
スカラ量で勝負していた時は、周りより不器用で劣っている自分に自信が持てず、幸せなんてちっとも思えなかった。
なぜなら、社会の価値基準で自分自身を測っていたからです。
でも自分の価値基準で自分自身を測るようになってからは、周りより優れてることよりも
自分のペースでゆったり生きてる方が幸せを感じられることに気がつきました。
競争が苦手な人に向いてる仕事
また、競争がない仕事に変えるというのも、内向型にとっては1つの手だと思います。
- 工場作業員、倉庫内作業、ドライバー
- 経理、一般事務
- 警備員・交通整理
- 農業・漁業
しかし、これらの職業は、給料が低かったり、長時間労働だったり、技術の発達で無くなってしまう可能性があります。
だから、一生安心して働けるわけではないんですよね^^;
なので競争がない仕事よりも「在宅でできる仕事」や「1人でできる仕事」の方が、いい仕事が見つかると思います!
- エンジニア、プログラマー
- WEBデザイナー、イラストレーター
- ライター、ブロガー
- ネットショップ
特に外部刺激に弱い内向型は、人と関わることがストレスになりやすいことがわかっています。
内向的な人は、他者との相互作用がストレスへと結びつきやすい
内向的な人は、すぐに過度な覚醒に陥りやすいため、刺激の多い経験にさらされることを避け、覚醒水準を低下させるために他者との相互作用を避けようとする傾向がある。
なので、人と関わる仕事より、1人で黙々取り組める仕事の方が、メンタルやパフォーマンスが上がり、成果も出やすいんですね!
実際僕も、ブログやネットショップを仕事にするようになって、メンタルやパフォーマンスが上がり、収入が3倍になりました!
☞診断テストあり!4000人以上の調査でわかった内向型に向いてる仕事10選!
このように内向型は、競争社会に適応する生き方よりも、自分のペースを大切にできる生き方の方が適しています。
なぜなら内向型は、外的(社会)ではなく内的(自分の心)に適応することで、精神的安定を測り、優れた能力を発揮できるからです!
だからこそ!「競争社会に疲れた」「向いていない」と感じるのであれば、ぜひ自分の心に従って生きてみてください^^
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
☞自分の心に適応する生き方へ!コア・パーソナル・プロジェクトを見つける5ステップ