内向的な性格を変える方法|自分を否定せず無理なく理想の自分になる2ステップ

おとなしくて臆病な自分の性格を変えたい

 

当ブログのコンセプトは「性格を変えることなく100%理詰めで成功するブログ」なので

この記事はコンセプトに反してしまうのではないかと自分の中で葛藤があるのですが

ブログの目的の1つに「内向的な人が1人でも多く自信を持って生きれるようになってほしい」というのがあるので

今回思い切ってこの記事を書くことにしました^^

 

 

内向的な性格だとどうしても「明るく活発で物怖じせずに周りと関われる」外向的な人に憧れてしまいますよね^^;

 

そして学校でもそんな人間性を持った人材を育てるための教育がされ、社会に出ても必要とされます。

 

だからこそ僕自信、そんな人間にならなければ生き残れないと感じて必死に自分を変えようとしてきました。

 

しかし、実際は自分を変えることなんてそう簡単にはできません。

 

むしろ変われない自分を責めては自信をなくす日々。

 

実際内向的な人は、無理やり自分を変えようと嘘の自分を装うことでネガティブな感情や疲れが増すことが研究により判明しています。

 

そこで今回は、自分を否定することなく無理なく外向性を身につける方法についてご紹介していきますね^^

 

 

記事を書いてる人:mu 記事を書いてる人:mu

▶︎内向的な性格で人と関わることが苦手
▶︎仕事も恋愛も友達も上手くできず
▶︎不器用な自分を「ダメ人間」と思う
▶︎内向型と気づき強みを磨く
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自分を否定せず無理なく内向的な性格を変える方法とは?

まず結論から先に述べると、自分を否定せず無理なく内向的な性格を変える方法とは「好奇心」を高めることです。

 

実は、好奇心と一言でいっても以下の3タイプの好奇心が存在します。

3タイプの好奇心
  1. 拡散好奇心:方向性を持たず幅広く情報を求めようとする好奇心
  2. 特殊好奇心:方向性を定めて1つのことを追求しようとする好奇心
  3. 対人好奇心:人に関する情報に関心を向ける好奇心

 

そして好奇心は刺激によって生まれ、人間は自分が心地いいと感じる環境や状況を求める性質があるため

自分に適した刺激を求めて好奇心を働かせます。

人には、最適な覚醒水準が存在し、最適な覚醒水準からそれると、最適覚醒水準に戻そうとする動機づけが働く

引用:個人特性としての好奇心の領域とタイプについて

 

自分に適した刺激の強さが「内向型」と「外向型」では異なるため、働く好奇心のタイプも異なります。

 

なぜこのように、心地がいいと感じる刺激の感度が違うのかと言えば

生まれ持った遺伝子の長さに違いがあるからです。

 

人間は刺激を受けるとドーパミンを発生させ、発生したドーパミンの量によって心地よさが違います。

 

内向型は、ドーパミン受容体と言われるDRD4遺伝子の長さが短いため、少ないドーパミンで心地よくなります。

 

一方外向型は、DRD4遺伝子が長いため、心地よさを感じるためには多くのドーパミンが必要になる。

 

この刺激に対する感度の違いが、働かせる好奇心の違いに直結します。

 

なぜ外向型は明るく活発で物怖じせずに周りと関われるのか?

外向型が心地よさを感じるためには強い刺激が必要になり、弱い刺激の環境は退屈に感じ強い刺激を求めます。

この時に働く好奇心が拡散好奇心なんですね^ ^

拡散的好奇心の探索行動は,刺激が少ない時に新奇性を探求する行動である。

引用:個人特性としての好奇心の領域とタイプについて

 

そして拡散好奇心は、新しいことに触れることでドーパミンを発生させ心地よさを得るために働くため

ポジティブな感情をもたらし楽観的思考で物事を考えられます。

  • 拡散的好奇心が高い人は、新奇性の高い環境において、理解不可能性からワクワク感への影響が大きくワクワク感の水準自体も高い傾向がある。
  • 曖昧さへの肯定的態度は拡散的好奇心とより強く関連していることが確認できた。

引用:個人特性としての好奇心の領域とタイプについて

 

拡散好奇心が働くと、積極的に周りと関わり自ら情報を引出そうとする行動を取ります。

拡散的好奇心は積極的に環境に様々に働きかけ、そこから多くの情報を引き出したり、構成したりする行動と捉えた。

引用:個人特性としての好奇心の領域とタイプについて

 

だから、明るく活発で物怖じせずに周りと関わることができるんですね^^

 

しかし、以下のような一面も指摘されています。

じっとしていられない、すぐ退屈になる、ひっきりなしに機会を求めるといった傾向、また十分な理解に到達するまで、それらの状況に対して集中できないといった傾向がある。

引用:個人特性としての好奇心の領域とタイプについて

 

このように、外向型は自分が心地いいと感じる強い刺激を求めて拡散好奇心が働きやすく

その結果、明るく活発で物怖じせずに周りと関われます。

 

なぜ内向型は臆病でおとなしい性格なのか?

内向型は弱い刺激を心地よく感じ、強い刺激をストレスに感じます。

 

そして特殊好奇心は、刺激が弱い時や逆に強すぎると感じた時に働く好奇心です。

  • 特殊的好奇心は,刺激の強度の弱い時の好奇心動因であり、不安動因は拡散的探索より高い傾向にある。
  • 刺激の強度が強くなると、好奇心動因は極限まで達し、好奇心動因によって動機づけられた探索行動は、特殊的好奇心に変化する。

引用:個人特性としての好奇心の領域とタイプについて

 

内向型は刺激に対する耐久性が弱いため、外向型と比べて刺激が強いと感じることが多く、特殊好奇心が働きやすいです。

 

また特殊好奇心は、自分の認識のズレや理解を超えたこと、不明瞭なことに対して、安心や納得を得て刺激を抑えるために働く好奇心です。

不調和や不確かさを経験すれば、この不調和や不確かさを低減するために特殊的好奇心が働く

引用:個人特性としての好奇心の領域とタイプについて

 

そのため特殊好奇心は、曖昧なことや不安を解消して刺激を抑えることで心地よさを得るために働かせるため

ネガティブな感情をもたらし神経質に物事を考えます。

  • 特殊的好奇心が高い人は、理解不可能性からモヤモヤ感への影響が大きくモヤモヤ感の水準自体も高い傾向がある。 
  • 曖昧さへの否定的態度である「曖昧さの統制」「曖昧さの排除」「曖昧さへの不安」との関連は特殊的好奇心の方がより強い

引用:個人特性としての好奇心の領域とタイプについて

 

しかし、特殊好奇心が強いとモヤモヤを解消するまで同じ作業や情報収集を繰り返し粘り強く努力することができるんですね^^

特殊的好奇心は情報や物事の不整合に鋭敏に反応し、生じた不調和を徹底的に解消するまで粘り強く努力する行動と捉えた。 

引用:個人特性としての好奇心の領域とタイプについて

 

このように、特殊好奇心が働きやすい内向型は、変化が激しいものや見慣れないものを好まないため

臆病でおとなしい性格だと思われてしまうんですよね^^;

不確実なものや不明慮なものに対して,必要以上に興奮し気にかかる傾向、またきちんと構成されたものや見慣れたものを好む

引用:個人特性としての好奇心の領域とタイプについて

 

このように、内向型は弱い刺激を心地いいと感じるため、刺激を抑えようと特殊好奇心が働きやすく

その結果、神経質な性格になってしまいます。

 

なぜ外向型は人間関係が得意で内向型は苦手なのか?

そしてもう1つの好奇心である対人好奇心は、人に向けられる好奇心で人間関係に大きな影響を与えます。

対人的好奇心に見られるような特性は、友好関係の構築や社会的地位の確立など社会的な役割を果たし、子どもから大人まで幅広く影響を与えることが言われている。

引用:個人特性としての好奇心の領域とタイプについて

 

対人好奇心が高く拡散好奇心が強い人は、対象の人の様々な部分に関心が向き、幅広く多くの情報を引き出そうとすることが考えられます。

 

だから物怖じせずに次々に話を繰り出すことができ、話しやすい印象をもたれるんですね。

 

逆に対人好奇心が高く特殊好奇心が強い人は、対象の人の特定の部分に的を絞って情報を引き出そうとすることが考えられます。

 

そのため、話の目的や共通点が無いと話が続かず、会話が苦手な印象をもたれてしまうんですね^^;

 

さらに特殊好奇心は情報や物事の不整合に鋭敏に反応するうえ、論理思考と批判的思考を高めるため

少しでも相手から不穏な空気を読み取ると「もしかしたら不快に思われているかもしれない」と不安になり

自分が相手からどう思われているか気になってしまう可能性があります。

特殊的好奇心が高まるとそれに伴い論理的思考への自覚や批判的思考態度全体が高まることが明らかとなっ た。 

引用:知的好奇心と批判的思考態度との関連

内向的な人は外向的な人よりもネガティブ体験に注意が引きつけられる傾向にあり,焦点づけされた注意がさらに選択的にネガティブ感情を高めるという循環的過程を持つことを指摘している。

引用:外向型・内向型における注意機能特性と情報処理スタイルの関連性

 

その結果、内向型は対人での刺激が強くなり、人間関係が苦手になりやすいんですね^^;

 

自分を否定せず無理なく理想の自分になる2ステップ

ここまで内向型・外向型と3タイプの好奇心の関係性について解説してきました。

 

もうお分かりだと思いますが、「拡散好奇心」が高くなれば、それに伴い外向的な性格も身についてきます。

 

そして、実は拡散好奇心と特殊好奇心は別々に存在しているのではなく、連動して働いています。

  • 認識行動は、特殊的好奇心と拡散的好奇心を交互に働かせ、また広い意味でサ イクルをたどって行われている。
  • 不調和が低減された状態が続けば,再び拡散的好奇心にもとづく情報収集行動がはじまる。そしてそこで不調和に出会えば再び特殊的好奇心の情報収集行動がはじまる。

引用:個人特性としての好奇心の領域とタイプについて

 

つまり、内向型が無意識に働かせている「特殊好奇心」を高めていけば、自然と「拡散好奇心」も高まり外向性も身につきます。

 

そして、ここまで読んでいただいた人なら特殊好奇心が最も高くなる対象が1つあります。

 

それは自分と向き合うことです。

 

なぜなら、性格を変えたいのに変えれないというモヤモヤ感を晴らすためにここまで読み進んでいただいているからです。

 

つまり、自分と向き合うことで特殊好奇心が働いているということですよね^ ^

 

だからこそ、とことん自分と向き合ってほしいと思います。

  • 自分はなぜ性格を変えたいのか?
  • どんな経験があってそう思ったのか?
  • 性格を変えたらどんな人生を送りたいのか?
  • 性格を変えて周りからどう思われたいのか?
  • 性格を変えてどう社会に影響を与えていきたいのか?

 

 

このような自問自答を繰り返しているうちに今まで気づかなかった目標や目的

新しくチャレンジしたいことが出てきて、それに伴い拡散好奇心が強く働くようになります。

 

以下の記事では、自分と向き合い、今まで気づかなかった目標や目的を見つけるための20の質問をご用意していますので、ぜひ時間をとって試してみてくださいね^^

 

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