仕事ができない自分に
落ち込むことが多く
もう仕事を辞めたい
以前の僕は毎日こんな状況の中
無理やり仕事を続けていました。
なぜ仕事ができない
と感じていたのか?
僕は昔から
コミュニケーション能力が低く
理解力が乏しかったり
何するにもマイペースで
周りから鈍臭くて天然だ
と言われてきました。
おかげで社会人になってからも
上司に頼まれたことを
しっかり理解できず
自分の思い込みで行動してしまい
何度も怒られていましたし
不器用なので要領も悪く
何をやっても仕事が遅い。
決められたことならできますが
臨機応変な対応では思考が停止して
よくパニックになっていました^^;
そんな僕ですが今では自分のことを
仕事ができないと感じることはなく
むしろこんな能力の低い状態でも
起業して成功することができました。
なぜ仕事ができない人間が
起業して自分の能力だけで
生きることができるようになったのか?
それは自分に向いていないことと
自分の活かし方を知ったからです。
それ以降、自分に向いている仕事の
進め方や環境を身につけたことで
みるみるうちに人生を
好転させることができました。
そこで今回は
仕事ができないと感じる理由と
自分の活かし方について
解説していきます!
仕事ができないと感じる人の3つの特徴
![](https://mublog01.com/wp-content/uploads/2020/10/f4cacfac02bb6ed0a37b7012ff7f9a88.jpg)
僕自身がそうだったように
仕事ができないと感じる人は
3つの共通する特徴を持っています。
①理解力が低い
会社で仕事をしていると
先輩や上司からの頼まれごとを
するのは日常茶飯事ですよね。
しかし1度聞いただけだったり
メモを取るだけでは内容を
きちんと理解することができず
わかったつもりになって
思い込みで行動してしまいます。
その結果、依頼人の意図したものとは
違う結果に結びつくことが多くなり
ミスや不注意が多い人物だと思われます。
また、不安な状態で仕事をするため
迷いが多く、仕事が遅い・要領が悪い
といった印象を持たれてしまいます。
②臨機応変な対応ができない
すでに決められた手順を
1つ1つ正確にこなす仕事は
問題がありませんが
自分の意見を求められたり
臨機応変な対応が必要だったり
突発的な出来事に直面すると
頭が真っ白になってパニックに陥り
先のことが考えられずに
思考停止してしまうことも。
そのため失敗を恐れて
消極的になり
決められたことや
自分がわかること以外
手を出さなくなるため
真面目ではあるが
受け身や積極性がない
と思われてしまいます。
③人間関係が苦手
- 世間話や雑談が苦手で
集団の和に入ることができない。 - 要点をまとめて
人に説明するのが苦手。 - 周りの目が気になって
目の前のことに集中できない。
このような特徴を持つ人は
自分に自信がないことから
自分は周りに受け入れられない
という不安を抱えています。
そのため周りから認められるために
なんでも完璧にこなそうとしたり
自分の弱みを見せれなくなってしまう。
その結果、周りを頼ったり
相談することができなくなり
コミュニケーション能力が低い
報・連・相ができないと
思われてしまうことがあります。
ではなぜこのような特徴が
現れてしまうのでしょうか?
次項からその原因について
詳しく解説していきます!
なぜ仕事ができないのか?脳にまつわる3つの理由
なぜ仕事ができない人は
共通の特徴があるのか?
それはこれらの原因が
生まれつきの気質と
深い関係があるからです。
実は仕事ができないと感じる人は
内向型という気質を持っています。
内向型とは心理学者の
カール・ユングが唱えた
パーソナリティーの1つです。
ユングによれば人間は
[内向型]と[外向型]の
どちらか寄りの気質を
持って生まれてくるとされいる。
![](https://mublog01.com/wp-content/uploads/2019/12/a37bacbe11632e8cc0390c5aee0c8736-1024x768.jpeg)
内向型と外向型の大きな違いは
刺激に対する感度です。
内向型は弱い刺激を心地よく感じ
強い刺激はストレスになります。
外向型は弱い刺激を退屈と感じ
強い刺激を快感に感じる。
![](https://mublog01.com/wp-content/uploads/2019/09/ac4951e26e7fd85a718f477384b0a6fe-1024x768.jpeg)
そのため情報処理や行動にも
大きな違いが現れます。
そしてこの情報処理の違いによって
内向型には以下の3つの特徴があり
それが原因で仕事ができない
と感じてしまうのです。
①情報処理に時間がかかる
刺激に敏感な内向型は
強い刺激を受けることで
エネルギーを消耗します。
そのため強い刺激を避け
エネルギーの消費を抑えるために
危険やリスクに敏感という
特徴を持っています。
その結果、内向型は不安や
不明瞭なことを解消させてから
行動に移る[安全追求型]で
この情報処理のことを
[合理システム]と呼びます。
内向型の人が合理システムの活性化レベルが高く、意思決定場面で合理システムを用いる
合理システムは以下のように
理論・データ・分析・法則などの
裏付けを重視して
物事を理解・納得する
思考プロセスを持ちます。
![](https://mublog01.com/wp-content/uploads/2020/03/a1f320f2ba135c8523a7b203cc408955-1024x600.jpeg)
その結果、能動的な思考が必要となり
情報処理にかかる時間が遅くなる。
合理システムは分析的で意識的かつ努力を要するという特徴を持つが、このような分析的で処理速度が遅い情報処理には、意識的で能動的な後注意過程(予測を立てること)が関連する
だからこそ突発的なことや
臨機応変なことに対して
とっさに対応するのが
苦手なんですね^^;
その一方、念蜜に計画を立て
建設的に進める仕事や
決められたことを
正確に行う仕事は得意です。
②ネガティブになりやすい
合理システムを用いる
内向型の脳では
以下のように長期記憶を中継した
情報処理経路を辿っています。
![](https://mublog01.com/wp-content/uploads/2019/10/df84bdf054d36b6799ca4697ad45db04-1024x768.jpeg)
引用:内向型を強みにする
そして長期記憶は
ネガティブな情報ほど
記憶しやすいと言われている。
なぜなら人間には
危険から身を守るという
本能が備わっているからです。
ポジティブな記憶よりもネガティブな記憶のほうが脳に刻み込まれやすいと言われています。
私たちの祖先は厳しい自然環境を生き延びるため、楽しかった出来事を思い出すよりも、苦しかった出来事を思い出して危険を回避するほうを優先させなければならなかったのでしょう。
引用:宇治おうばく病院
そのため内向型は
ネガティブなことに
意識が向きやすく
周りで起こっている出来事を
自分とネガティブに関連付けて
不安になりやすい。
これは自己調節実行機能と呼ばれ
自分の内側に意識が向きやすい
内向型特有の機能です。
![](https://mublog01.com/wp-content/uploads/2020/07/Pie-T-SE-1024x768.png)
その結果、自分の周りに
機嫌が悪い人がいた場合
自分のせいかもしれない
と不安になってしまったり
指摘を受けただけで嫌われている
と思い込んでしまったりして
人と接することが
怖くなってしまいます。
だからこそ、自分は周りから
受け入れられていないと感じたり
周りの目を過剰に気にしてしまう
といった自意識過剰に陥り
人間関係が苦手になって
しまうんですよね^^;
さらに長期記憶には
[意味記憶]と呼ばれる
言葉の意味や物事の関係性
社会のルールや常識を
保存している領域があります。
![](https://mublog01.com/wp-content/uploads/2020/06/t-felt.png)
意味記憶は知識に相当し、言語とその意味(概念)、知覚対象の意味や対象間の関係、社会的約束など、世の中に関する組織化された記憶である。
引用:記憶の分類
そのため、決まり事や
常識的なことに神経質になり
その通りに行動しようとします。
(その結果、マニュアル人間になりがちで柔軟な対応を苦手としてしまいますが^^;)
また、日本は昔から
社会でも教育現場でも
減点方式で評価を行なってきました。
![](https://mublog01.com/wp-content/uploads/2020/07/boAt-at-1024x768.jpg)
この評価方式が内向型を
完璧主義にしてしまっています。
なぜなら内向型は
罰に対する感受性が高いため
[100点=良いこと]
[100点以下=悪いところがある]
という意味付けを
意味記憶にしてしまうからです。
![](https://mublog01.com/wp-content/uploads/2020/07/780d3aeb6cb83ee1294a6f3f91d73ef2-1024x768.png)
だからこそ自分が
100点だと思えていない状態で
[報・連・相]を行うことは
指摘を受ける=強い刺激を受ける
になってしまうため
完璧を求めてしまうんですね。
③ワーキングメモリの負荷が大きい
そしてネガティブなことに
意識が向きやすい内向型は
ワーキングメモリへの
負荷が大きくなるため
物覚えが悪くなります。
![](https://mublog01.com/wp-content/uploads/2020/07/8c7b4f6d3120dfad8218a2e6e9e8a44a-1-1024x310.jpeg)
ワーキングメモリーとは
脳内にある必要な情報を
一時的に保管し処理する領域のことで
ワーキングメモリへの負荷が大きいと
1度聞いたことをすぐ忘れてしまったり
会話がチグハグになることがあります。
行動しながら記憶することを「ワーキングメモリ」と呼ぶ。
たとえば普段の会話でもワーキングメモリを使っている。
相手に聞かれた質問を覚えておくことで質問に答えられる。
読書でも登場人物や、前の頁の場面を覚えていることで、文脈が理解できるのだ。
そしてワーキングメモリの
働きが優れた人は
脳の「ACC(前部帯状回)」
という部分が活性化され
注意の切り替えに優れ
必要な情報だけを取得することが
上手な人であることがわかっている
苧阪教授が2003年の実験で「意外だった」というのは「ACC(前部帯状回)」がワーキングメモリの高得点群の人に顕著な活動が見られたことだ。
ACCは注意を向けるべき対象をうまくキャッチしてそうでない対象を「抑制する」働きをする。
この「ACC(前部帯状回)」は
ポジティブな経験によって
活性化すると言われています。
ポジティブな出来事で活性化する領域=優れたワーキングメモリを有する脳で顕著に活動する領域の一部ということです。
引用:STUDY HACKER
つまり内向型の意識は
ネガティブなことに集中しやすいため
注意の切り替えが上手にできず
ワーキングメモリが
うまく働かないんですね。
ワーキングメモリの点数が低い人は決して覚えるのが苦手なのではない。「注意の移動」が苦手だということ。
内向型の人がネガティブな感情を体験したときや、自己注目状態に陥ったときに注意を集中させやすい特性を持つ
自己の内面に注意がむきやすい内向型が周りから注目されると、自己への過剰な注意資源の分配をもたらし、結果的に他への注意資源の低下や分割機能の欠如からくる課題の失敗を増加させる。
そのため上手く注意を集中できず
1度では理解できなかったり
要領が悪くなってしまうんですね^^;
っと、ここまで内向型の
デメリットばかりを
お伝えしてきましたが
これらの打ち消すほどの
優れた長所もしっかりとあります!
次項で詳しく解説していきますね^^
仕事ができない人が嫌われる2つの理由とは?
今まで述べてきたように
内向型は現在の社会に
適応しづらいと言えます。
実際社会から求められているのは
以下のような能力がある人です。
![](https://mublog01.com/wp-content/uploads/2020/01/bd0ab0cd6b1bfec3359f62f635de2a0f-1024x513.png)
そもそも
なぜこのような能力が社会から
求められるようになったのか?
それは世の中の70%が
外向型人間だからです。
そのため社会の価値基準は
外向型を基準に作られています。
その結果、社会の中では
外向型にとって当たり前に
できることを求められるんですよね^^;
また日本は欧米のように
多国籍国家の個人主義ではなく
単一民族の集団主義国家です。
そのため個性よりも
集団の和を尊重し
波風立てず周りに
合わせられる人が評価されます。
![](https://mublog01.com/wp-content/uploads/2020/05/0-S13-EZIL-1024x565.png)
その結果、学校教育においても
周りに合わせらる生徒を
高く評価しているんですよね。
![](https://mublog01.com/wp-content/uploads/2020/06/3737b7a7585ab2031da884a998bc5ca2-1024x645.png)
だからこそ
外向型社会に生きる内向型は
周りに合わせて無理やり
苦手なことに取り組んで
いかなければならず
生きづらさを感じます。
しかし、人間は苦手なことに
頑張って取り組むよりも
得意なことに取り組んだ方が
成果を出しやすいということが
わかっています。
また、自分の得意なことや
強みを日常的に活かすことで
幸福度が上がります。
![](https://mublog01.com/wp-content/uploads/2020/07/8c7b4f6d3120dfad8218a2e6e9e8a44a-3-1024x661.jpeg)
このように内向型は自分を
無理やり外向型の基準に
合わせるのではなく
内向型に適した仕事の進め方や
環境・生き方を身につけることで
人生を好転させることができます!
自分を活かし最適な人生を送るための3ステップ
では実際に内向型に適した
仕事の進め方・環境・生き方は
どうやって身につければいいのか?
そこでオススメなのが
以下の3ステップです。
または自ら作り出す。
1つずつ解説していきますね!
❶内向型の強みと活かし方を知る
今まで述べてきたように
内向型は即興的なことや
柔軟な対応を苦手とします。
その一方、失敗を避けるために
分析やリサーチを行い
念密な計画を立てて進めたり
1つのことを熟考して考えたり
複雑な問題に対しても
粘り強く取り組むことが得意です。
そのため論理的思考や
高い知性を備えています。
ある研究では、大学生141人を対象に、美術・天文学区・統計学など20種類のさまざまな科目に関するテストをしたところ、ほぼ全科目について内向型の学生の方が知識で勝っていた。
修士号や博士号を取得する人数も、全米育英会奨学金を受ける人数も、成績優秀者が入会できる〈ファイ・ベータ・カッパ・クラブ〉の会員数も、内向型のほうが多い。
企業が採用や昇進の際に使用する、批判的・論理的思考思考を評価する〈ワトソン・グレイザー批判思考力テスト〉でも、外向型より高得点を取る。
内向型と外向型の対照的な問題解決スタイルは、さまざまな形で観察されている。
ある実験では、心理学者が50人の被験者に難しいジグソーパズルを与えたところ、外向型は内向型よりも途中であきらめる確率が高かった。
また、リチャード・ハワード教授が内向型と外向型の人たちに複雑な迷路の問題をやらせたところ、内向型の方が正解率が高く、実際に解答用紙に書き始める前に時間をかけて考えることがわかった。
そしてオンラインがビジネスの
主戦場となる今後の世界では
これらの能力は欠かせないものに
なっていくと言われている。
なぜなら、これからは
スペシャリストが求められるからです。
インターネットが普及したことで
誰でも欲しい情報を簡単に
手に入れられるようになりました。
その結果、ネット上で簡単に手に入る
情報やスキルの価値は下がり続け
その人にしかないような
情報やスキルの価値が
高まっていくからです。
そしてスペシャリストになるためには
1人で1つのことに集中的に取り組む
[集中的実践]が欠かせません。
ひとりでいるときだけ集中的実践が可能になり、それこそが多くの分野において驚異的な成果をもたらす鍵なのだ
[集中的実践]は、あれもこれも
器用にこなす人ではなく
1つのことに粘り強く取り組める
内向型だからできることです。
さらに今後はビックデータを
ビジネスに活用することが
普通になってくる。
そうした時に必要なのが
データを分析し、課題や
ビジョンを描ける力です。
![](https://mublog01.com/wp-content/uploads/2020/07/94a802fa5c4ff1dadacd03679a0b338e-1024x768.jpeg)
そして、分析的で意識的な
[合理システム]を備える内向型には
それができます。
- 内向型の人のほとんどは、まずたくさんの情報を取り込み、さまざまなかたちで処理してから、アイデアを得たり、決断を下したりする
彼らは内向型であり、新しいアイディアを生み出し、威勢のいい人たちは彼らの行動を真似することで新しいものを盗むのだ- 物事を多方面から検討したり、分解して再構築したりするのが好きなのは、世の中で「内気」と呼ばれている子供たちのほうで、その表現とは矛盾しますけれど、そういう面に関して彼らはまったく内気ではありません。
そのためにも今のうちから
強みを認識し磨いていくことを
オススメします!
❷内向型に適した環境を知る
刺激に敏感内向型は
強い刺激を受けないよう
人との関わりを避ける傾向がある
内向的な人は、すぐに過度な覚醒に陥りやすいため、刺激の多い経験にさらされることを避け、覚醒水準を低下させるために他者との相互作用を避けようとする傾向がある。
その結果、競争状況の中では
パフォーマンスが低下することが
研究によりわかっています。
内向郡が競走において成績が低下する傾向があること、外向郡と内向郡で競走に対する態度に大きな差があることが理解された。
外向郡は競走に自己成長の可能性や相手との交流などの付加価値を見出す傾向が見られた。
このような付加価値に着目することで外向郡は競走状況を適度な刺激量で対応しているようだ。
それに対して内向郡は競走刺激に集中するため、競走状況が過度な刺激となった可能性が高い。
そのため1人静かな場所で
仕事ができる環境が
内向型にとって最も
パフォーマンスを発揮できる
環境となります。
内向型の人間には、自分の体と外界とを隔てる物理的スペースが必要だ。
これにはいくつか理由がある。
第一に、彼らには、自分の考えたことや感じたことを処理するために、内へ注意を向ける必要があり、そのためには外からの刺激を遮断しなければならない。
第二に、単に周囲に人がいて、動きがあるだけで、内向型のバッテリーは消耗してしまう。
第三に、内向型は、外界を遮断しないと新たなエネルギーを生み出せない。
❸ ①②が実現できる場所に移るか自ら作り出す
以上のことを踏まえて
内向型に最適な生き方を
送るためには
①と②を実現できる場所に
自らを移すか作り出すことが
考えられます。
場所を移す場合は
同じ会社の中で①と②を
実現できる部署を探し
自ら社内に働きかけることで
実現できる可能性がありますよね。
また社内にそのような
部署がない場合は
転職が視野に入るかと思います。
しかし転職するにも
果たして転職に成功できるか
不安でなかなか行動できませんよね^^;
そこで今の仕事を我慢して続けつつ
少しずつ自分に適した仕事や環境
生き方を作っていくことが考えられます
では、どうやって作ればいいのか?
以下の記事では1日3時間で
月商121万円を達成して
わずか3ヶ月で会社員時代の
収入を超えて起業成功した方法を
ご紹介しています。
僕はこの方法で内向型に適した
仕事・環境・生き方を
自ら作ることができましたので
ぜひ参考にしてみてください!