この記事では、控えめで大人しい人が無理にキャラを演じることなく、明るい性格に変わる方法をお伝えしていきます!
実は大人しい人が、自分の性格を変えようとして、無理に明るいキャラを演じていると、かえってネガティブな感情が増えてしまいます。
そのため、自分に無理のない方法で、心の底から自然と明るさが引き出る。
そんな方法をお伝えしていきます!
大人になっても性格は変えられるのか?
一般的に、大人になってから性格を変えるのは難しいと言われていますよね。
ですが、人間の性格には4階層あって、「変えられない部分」と「変えられる部分」があります!
「気質」や「人格」は生涯を通して変えることができませんが、「習慣的」「役割的」性格は変えることができます!
なので、大人しい性格を変えたい場合は、この「習慣的」「役割的」性格を変えていけばいいんですね!
性格を変えるのが難しい理由
ですが「習慣的」「役割的」性格は、「気質」や「人格」の上に積み重なってできていくものです。
なので、自分の気質や人格から、かけ離れた性格を身につけようとすると、その行為がストレスとなり、メンタルのバランスを崩してしまいます。
なぜなら人間には、「コンフォートゾーン」と呼ばれる自分にとっての最適水準があり、それを保とうとする働きをしているからです。
人には、最適な覚醒水準が存在し、最適な覚醒水準からそれると、最適な覚醒水準に戻そうとする動機づけが働く
例えば、大人しい性格を変えようとして、無理に明るいキャラを演じていると「自分は何やってるんだろう…」って落ち込んでしまう。
そんな経験はありませんか?(僕はメチャクチャあります^^;)
これは、無理に明るいキャラを演じたことで、自分のコンフォートゾーンを抜け出してしまい、大きなストレスがかかっているからなんですよね。
だから、長続きしませんし、そのせいで性格を変えるのは難しいと言われています。
大人しい人の特徴と性格を変える正しい方法
では、無理にキャラを演じることなく、自分の性格を変えるには?
そのためにはまず、自分の気質を理解し受け入れ、気質に根ざした「習慣的」「役割的」性格を育むことが大切です!
例えば「幼い頃から仲がいい人」や「心を開ける相手」なら、自然と明るく振る舞える。
そんな経験があるかと思います。
これと同じように、素の自分の姿である「気質」や「人格」に負荷がかからない「習慣的」「役割的」性格を身につけると、自然と明るく振る舞えるようになります!
では、大人しい性格の人が持つ「気質」とは?
それが「内向型」と呼ばれる気質になります!
心理学者のカール・ユングが唱えたパーソナリティ。
ユングによれば人間は「内向型」と「外向型」のどちらか寄りの気質を持って生まれてくるとされています。
内向型は生まれつき、DRD4(ドーパミン受容体)と呼ばれる遺伝子が短く、刺激の許容量が少ないため、刺激に対して敏感です。
なので、強い刺激が苦手で、外部からの刺激を抑えるために、自分の内面に意識が向かいます。
だから、控えめで大人しい性格なんですね!
逆に外向型は、DRD4遺伝子が長く、刺激の許容量が大きいため、刺激を求めます。
だから、外界に意識が向い、明るく活発な性格です。
このように、遺伝によって性格が異なるため、気質に逆らって無理に明るく演じていると、かえってネガティブな感情が増え、メンタルが低下します。
大人しい人が無理なく明るい性格に変わる5ステップ
実は内向型は「コア・パーソナル・プロジェクト」に従うことで、自然と明るい性格に変わることができます!
「コアパーソナルプロジェクト」に従事するとき、その特性の枠を超えて、内向型は外向型のように振るまえるのであり、実際に振るまっているのだ。
引用:スーザンケイン「内向型人間のすごい力」
「コア・パーソナル・プロジェクト」とは、社会や周りの価値基準ではなく、自分の価値基準に従った生き方のこと。
この社会や周りの影響によって作られた価値基準を「表面的価値観」と呼びます。
逆に、自分の気質や人格から生まれた価値基準を「根源的価値観」と言います。
そして、この「根源的価値観」に従った生き方をすることで、気質や人格に根ざした「習慣的」「役割的」性格を育んでいくことができます!
その結果、自分のコンフォートゾーンを無理に抜け出すことなく、明るい性格に変わっていくことができるんですね!
では、「コア・パーソナル・プロジェクト」はどうやって見つけるのか?
そこで当ブログでは、5ステップで「コア・パーソナル・プロジェクト」を見つけるワークをご用意しています!
- ステップ1:他人軸の明確化
- ステップ2:価値観の明確化
- ステップ3:好きなことを見つける
- ステップ4:得意なことを見つける
- ステップ5:天職を見つける
今まで頑張っても、明るい性格に変われなかった。
無理して明るく振る舞うことに疲れた。
そんな人はぜひ1度、試してくださいね!
最後までご覧いただき、ありがとうございます!