日本って、豊かで不自由なく暮らせるのに
何でこんなに生きづらさを感じるんだろう?
あるアンケートによると
日本人の約6割の人が
現代の日本社会に
生きづらさを感じている
と答えたそうです。
また日本人の生活満足度は
1984年をピークに
下り続けてるんですよね^^;
1984年といえば日経平均株価が
初めて1万円を突破した年で
バブル経済の始まりでした。
ではなぜ日本人は物質的に
満たされるようになったにも関わらず
生きづらさを感じるように
なったのでしょうか?
その原因は日本に3つの
変化が起きているからです。
そこでこの記事では僕が
海外に移住して気づいたことや
ビジネスを学んだことを踏まえ
日本を生きづらくしている
3つの社会的原因をお伝えします!
日本を生きづらくしている3つの社会的理由とは?
2019年に発表された「世界幸福度ランキング」によると、日本は58位で先進国の中でも最悪レベルでした。
中でも「選択肢の自由」と「社会の寛容性」が著しく低く、足を引っ張る結果となっています。
人間は、自分でコントロールできない状態に1番ストレスを抱えると言われています。
なので「選択肢の自由」や「社会の寛容性」がないことが理由で国民の6割が生きづらさを感じているんじゃないかとも思えますね^^;
ではなぜ日本は「選択肢の自由」や「社会の寛容性」がないのか?
それは以下の3つの原因があるからです。
- 同調圧力が激しい
- 国民の負担が大きい
- 将来に希望を持てない
原因❶:同調圧力が激しい
「空気を読む」「我慢は美徳」「出る釘は打たれる」など、日本は昔から周りに同調することを強く求める傾向がありますよね。
なぜなら日本は、欧米のように多国籍国家の個人主義社会ではなく、昔から単一民族の集団主義社会だからです。
なので「個人の自由」よりも「集団の和」を尊重し、波風立てず周りに合わせる人を評価する文化なんですよね。
逆に、周りに合わせられない人は「はみ出し者」のレッテルを貼られてしまいます^^;
日本人は「他人が自分の行動を批判するということを強く意識する」
『何が「正しい」行動なのかの判断は、常に社会関係の中でとらえられ「世間」によって決められる』と考えている
だから常に「周りの目」や「世間体」を気にして、周りの期待や要求に応える生き方を求められます。
その結果、「個人の選択肢の自由」や「社会の寛容性」が感じられず、生きづらさを抱えてしまうんですよね。
原因❷:国民の負担が大きい
確かに日本は経済やインフラが発展したことで、物質的に豊かな国になり、一億総中流社会なんて言われた時期もありました。
そして現在の平均年収は430万円と言われ、30年前からほぼ変わっていません。
ですが!財務省が発表した資料によると、令和4年の国民負担額はなんと過去最高の46%!!
30年前に比べ10%も上がり、実質的に稼いだ額の半分を税金や社会保障額に回されるようになりましたし、年金を払ったところで-2000万を損をする。
また年収額を比率でみると、実に75%以上の人が平均未満で頑張ってるような社会になってしまったんですよね^^;
実は人間は、物質的に満たされると、精神的な豊かさを求めるようになると言われています。
なので「貧乏暇なし」「働けど働けど我が暮らし楽にならざりけり」状態の今の日本では、精神的欲求が満たされず生きづらさを感じるのは当然なんですよね。
原因❸:将来に希望が持てない
さらに、経済が伸びず、国民1人1人の負担が大きくなる一方の日本では、将来に希望を持てない人が増え続けています。
こんな将来に希望が持てず、逆に不安ばかりが大きくなっていく社会。
そりゃあ、生きる意欲や意味を見出せず、生きづらさを感じるのは当然ですよね^^;
☞生きるのに向いてない性格とは!?実は成功しやすい3つの理由
【診断あり】日本に合わない人の3つの特徴
このように日本は「同調圧力」「1人1人の負担が大きい」「将来に希望が持てない」という、とても生きづらい社会です。
その中でも特に、今の日本社会に合わない人がいるのをご存知でしょうか?
それが「内向型」という生まれつきの気質を備えている人たちです。
心理学者のカール・ユングが唱えた性格類型の1つ。
内向型=内向性が高い人
外向型=外向性が高い人
ユングによれば、人間は「内向型」と「外向型」のどちらか寄りの気質を持って生まれてくるとされています。
ではなぜ内向型は、今の日本の社会に向いていないのか?
それは以下の3つの特徴があるからです!
- 個人主義者
- 競争が苦手
- 社会ではなく自分の心に適応する
特徴❶:個人主義者
内向型は個人主義の傾向が高いため、集団主義社会の日本には合わず、生きづらさを感じやすいと言われています。
素晴らしい創造性に富んだ人々は落ち着いた内向型だという点で、のちの研究でも同じ結果が得られた。
彼らは自分自身について、自立していて個人主義者だと表現していた。
ではなぜ、内向型は個人主義の傾向が高いのか?
それは、生まれつき「刺激に対する感受性が高い」からです!
刺激に対する感受性は「DRD4(ドーパミン受容体)」と呼ばれる遺伝子の長さで決まると言われている。
内向型
DRD4遺伝子が短く、刺激の許容量が少ないため、刺激に敏感(抑える)
外向型
DRD4遺伝子が長く、刺激の許容量が大きいため、刺激を求める
なので、外部からの強い刺激を抑えるために、自分の内面に意識が向う性質があります。
だから、集団に合わせるよりも、個人でいることを好み、1人の方が仕事が捗るという特徴を持っています!
この特徴があるため、内向型はチームや組織の秩序を重んじる日本には向かず、生きづらさを感じやすいんですね!
特徴❷:競争が苦手
また刺激に敏感な内向型は、争いや衝突などの強い刺激を受ける競争環境では、メンタルやパフォーマンスが低下します。
内向郡が競走において成績が低下する傾向があること、外向郡と内向郡で競走に対する態度に大きな差があることが理解された。
外向郡は競走に自己成長の可能性や相手との交流などの付加価値を見出す傾向が見られた。
このような付加価値に着目することで外向郡は競走状況を適度な刺激量で対応しているようだ。
それに対して内向郡は競走刺激に集中するため、競走状況が過度な刺激となった可能性が高い。
日本はバブル崩壊後、アメリカの経営方式を取り入れ「コストカット」や「リストラ」などによる、競争社会に突入したと言われています。
1991年末にソ連崩壊やバブル崩壊などにより、「グローバリゼーション」という名でアメリカ型経営方式が礼賛されるようになった。
更にこの時期は、日本国内では「ギブ・ミー・チョコレート」で育った世代が企業のトップに就き、アメリカでは1980年代からの整理解雇ブームが続いていた。
従って「失われた20年」が始まったことによって、日本企業は軒並みアメリカナイゼーションを実行し、それまでの日本型経済を投げ棄てた。
引用:Wikipedia
このようにアメリカナイズされ、競争社会が激化する日本の中では、内向型は本来の能力を発揮できず、生きづらさを感じやすくなります。
特徴❸:社会ではなく自分の心に適応する
さらに自分の内面に意識が向かう内向型は、外的(社会)ではなく、内的(自分の心)に適応することで精神的安定を図ります。
戦前までの日本は「禅」や「神道」など、自分の内面的豊かさを重んじる文化がありました。
しかし戦後、GHQの介入やアメリカの経営方式が取り入れられたことで、外的適応ばかりが求められる社会に変わってしまったんですよね^^;
だからこそ今の日本では、年間100万人以上がうつ病や適応障害に悩まされ、その大半が内向型ではないかと思っています。
以下のボタンをクリックすると、1分でわかる内向型診断テスト(20問3択式)が行えるので、ぜひ試してみて下さいね^^
☞内向型の最適戦略!仕事・人間関係・メンタルで今日から使える10のライフハック
日本が生きづらい人に送る!3つの処方箋
実は僕自身、上の診断テストで20問中19問が当てはまる超がつくほどの内向型です。
なので、集団主義や競争が激しい日本は、正直めちゃくちゃ生きづらいです^^;
それでも今では、ほとんど生きづらさを感じずに生きれるようになったんですよね!
そこで!最後に日本に生きづらさを感じている人に向け、僕が生きづらさを解消できた3つの処方箋をご紹介しますね!
処方箋❶:アイデンティティを変える
1つめの処方箋として「アイデンティティを変える」という方法があります!
実は人間は自分のアイデンティティに従った「価値観・行動・能力・環境」を身につける習性があると言われています。
僕らは幼い頃から教育やメディアの影響によって「日本人としてのアイデンティティ」を植え付けられているんですよね。
だからこそ自然に「個人の自由」よりも「集団の和」を尊重して、周りの目や世間体を気にして生きるようになってしまいます。
しかし、日本人としてのアイデンティティを捨て、自分本来のアイデンティティを確立していくことで「他人軸」から「自分軸」の人生に変わることができます!
その結果、周りの期待や要求に応える生き方ではなく、自分を満たす生き方に変わり、生きづらさを解消することができるようになりました!
そもそも人間は、自分の「思ってること・言ってること・やってること」が一致しないと、どんどん自分を信じられなくなって嫌いになるそうです。
日本人のアイデンティティに従っていた過去の僕は、まさに自分の本音を隠して、この3つがバラバラの状態で生きていました。
だからこそ、自分に自信を持てず生きづらかったんだなって今ならわかります!
処方箋❷:1人でできる仕事に変える
2つめの処方箋として「1人でできる仕事」に変えるという方法があります。
処方箋❶で同調圧力を気にしなくなれても、組織で働いていると出世競争や他社との競争は避けては通れませんよね。
しかし、人と関わらず1人でできる仕事なら、競争に巻き込まれることはありません。
実際僕も、ブログやネットショップなど。
人と関わらずにできる仕事に変えたことで、メンタルやパフォーマンスが安定して会社員時代に比べ収入が3倍になりました!
また、ブログやネットショップの良いところは、人材の力に頼った「組織力」ではなく、ITやツールなど「仕組みの力」を利用して収入を得られることです。
仕組みの力を利用するということは、同じ仕組みを作れば、誰でも同じ成果を得ることができるということ!
どうしても最初の3ヶ月程度は、仕組みを作る段階なので、生活できるだけの収入を得ることは難しいというデメリットはあります。
でも人生100年時代と言われる中のたった3ヶ月を耐えれば、競争や同調圧力に晒されず、マイペースに生きられる人生が待っている!
そう思うと、僕は大したデメリットに感じなかったんですよね!
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処方箋❸:海外移住
3つ目の処方箋は、そもそも生きづらい日本を脱出して「海外で暮らす」方法です!
実は僕自身、パソコン1台で仕事ができるため、人生の自由度が広がり、何度も海外移住を経験しています。
とは言っても英語は全く喋れませんけどね^^;
(そもそも人と関わらず生活しているので、今のところ困ったことはありません)
海外で生活してみて思ったのが、もっと適当に生きていいんだなってことです。
なぜそう思ったのかと言えば、海外ではコンビニに入れば、スマホをいじりながら仕事をする店員は当たり前。
レストランやショッピングモールもそう。
接客するわけではなく、レジの横で3人くらいで固まり普通に雑談しています。
日本でこんなことしてたら、普通に怒られますし、堂々と生きれないと思うんです^^;
だけど海外では、これが普通だし、個人の主張や自由を尊重してるから、みんな自分に自信を持って生きてるんですよね!
逆に集団主義社会の日本は、同調圧力が激しく、他人の期待や要求が強いので、適当に生きるのが許されないんですよね^^;
なので日本で生活している時は、義務感ばかりが大きくて自分の人生を生きてる感じが全然しませんでした。
しかし今では、自分の人生を自分で選択できるようになり、生きづらさを感じることがなくなりました。
確かに日本は生きづらい国であることは間違いないと思います。
だけど、最終的に自分の人生を生きやすくできるのは自分だけなんですよね!
あなたの人生が「充実感」や「満足感」に満ちた素晴らしい人生でありますように!!
最後までご覧いただき、ありがとうございました^^