僕は今まで4回転職をしてきました。
仕事を変えた理由は様々ですが、大きな理由としては下の3つです。
- 人間関係に疲れた
- 会社の将来や待遇に不満を覚えた
- 目的や興味を持てず、モチベーションが続かなかった
しかし、今となってはなぜ自分が上記のような状態に陥り、仕事が続かなかったのかはっきりわかっています。
その原因は自分の気質にありました。
仕事が続かず、将来への不安や現在ストレスを感じている人は
もしかしたら僕と同じ気質を持っているかもしれません。
そこで今回は、仕事が続かない原因と適職をご紹介したいと思います^^
仕事が続かない理由は遺伝子にある?
僕は生まれつき内向型という気質を持っていました。
内向型とは、心理学者のカール・ユングが唱えたパーソナリティーの1つで
ユングによれば、人間は「内向型」か「外向型」のどちらか寄りの気質を持って生まれてくるとされています。

そして、内向型は刺激に敏感という体質を持っているため
人と接することでストレスを感じてしまいます。
内向的な人は、他者との相互作用がストレスへと結びつきやすいために過剰なサポートを受けることは,むしろ精神的不健康を高めてしまうと考えられる。
サポート・ネットワークが大きく、その中の友人からサポートを多く受容しているときには、内向的な人ほど精神的不健康の程度が高まる
そのため、周りに人がいたり、人と関わることが多い仕事は苦手で
ミスすることも多くなってしまいます。
なぜなら、内向型は自分の内側に意識が向きやすく
ネガティブになりやすいからです。
内向的な人は外向的な人よりもネガティブ体験に注意が引きつけられる傾向にあり、焦点づけされた注意がさらに選択的にネガティブ感情を高めるという循環的過程を持つことを指摘している。
自己の内面に注意がむきやすい内向型が周りから注目されると、自己への過剰な注意資源の分配をもたらし、結果的に他への注意資源の低下や分割機能の欠如からくる課題の失敗を増加させる。
実際僕自身、誰かと共同作業をすることや
人前で発言することがものすごく苦手でした。
また、昔から人の輪の中に溶け込めず
いつも浮いていたり孤立してしまって辛い思いばかりしてたんですよね^^;
ではなぜ内向型は、刺激に敏感な体質を持っているのか?
それは、ドーパミン受容体と呼ばれるDRD4遺伝子が短いため
受け取れる刺激の量が少ないからです。

そのため、外向型に比べて心地いいと感じる刺激量が少なく
多い刺激をストレスに感じてしまいます。

仕事が続かない人の特徴
また、悲しいことに社会の中では外向型人間が求められ評価されています。
外向的な性格特性が好意的に捉えられることは、男女とも「明朗(性格が明るく朗らか)な」人物が魅力ある異性象の上位に上がっていることからもわかる。(男性像は第5位、女性像は第1位)
また、就職情報研究会は某出版社が360社の民間企業に対して行ったアンケート調査の一部を紹介しているが、それによると「面接官が見るチェックポイント」のベスト1位に「明るく元気に話せているか」が挙げられており、このことも外向性が好まれやすい性格とみなされていることを示すものといえよう。
実際、経団連が公表している「選考時に重視する要素」の第1位は
17年連続「コミュニケーション能力」でした。

そのため、内向型は自分の性格を否定してしまい
自信を持つことが難しくなってしまいます。
また、自分を変えようと思っても変われないため
自己嫌悪に陥ってしまうことも少なくありません。
ではなぜ内向型はコミュニケーションが苦手なのでしょうか?
それは、ワーキングメモリに負荷がかかっているからです。
ワーキングメモリとは、必要な情報を一時的に保管し処理する領域のことで
情報の処理スピードに大きく関わっています。

そのため、ワーキングメモリの負荷が大きいと
コミュニケーションがチグハグになったり
仕事でミスすることが多くなってしまうんですね^^;
行動しながら記憶することを「ワーキングメモリ」と呼ぶ。
たとえば普段の会話でもワーキングメモリを使っている。
相手に聞かれた質問を覚えておくことで質問に答えられる。
読書でも登場人物や、前の頁の場面を覚えていることで、文脈が理解できるのだ。
内向型がワーキングメモリの負荷を大きくしてしまう理由は
ネガティブなことに注意が焦点づけられてしまうからです。
ワーキングメモリの点数が低い人は決して覚えるのが苦手なのではない。「注意の移動」が苦手だということ。
逆に意識が自分の外に向きやすくポジティブな経験が多い外向型は
ワーキングメモリの負荷が少なく、注意の切り替えが上手なためコミュニケーションが得意なんですね。
ポジティブな出来事で活性化する領域=優れたワーキングメモリを有する脳で顕著に活動する領域の一部ということです。
引用:STUDY HACKER
外向的な人が持つ特徴として、ポジティブ感情の経験頻度の高さを指摘する知見がいくつか存在する。
ポジティブ感情が注意力を広め全体的な認知処理を高めること。
また、注意の集中を暖和させ、注意の切り替え機能を向上させることを指摘している。
では、なぜ内向型はネガティブなことに注意が焦点づけられてしまうのでしょうか?
それは、内向型が長期記憶を中継した情報処理を行っているからです。

内向型人間は、外向型人間より頻繁に長期記憶を利用する
引用:内向型を強みにする
そして、長期記憶はネガティブなことほど記憶しやすいと言われています。
なぜなら、人間には危険から身を守るという本能が備わっているからです。
ポジティブな記憶よりもネガティブな記憶のほうが脳に刻み込まれやすいと言われています。
私たちの祖先は厳しい自然環境を生き延びるため、楽しかった出来事を思い出すよりも、苦しかった出来事を思い出して危険を回避するほうを優先させなければならなかったのでしょう。
引用:宇治おうばく病院
さらに長期記憶は意味記憶と呼ばれる、言葉の意味や物事の関係性、社会のルールや常識を保存しています。

意味記憶は知識に相当し、言語とその意味(概念)、知覚対象の意味や対象間の関係、社会的約束など、世の中に関する組織化された記憶である。
引用:記憶の分類
そのため、決まり事やルールに神経質になり
その通りの行動を取ろうとしますが
それが返ってマニュアル人間になってしまったり
生真面目で完璧主義な性格を引き起こしてしまう。
内向型は、物事を捉える視野が狭く、自己の理想や責任感に没入します。
生真面目で完璧主義、実直に仕事をこなしますが、許容範囲を超えると途端に対処の仕方がわからなくなる傾向があります。
引用:東洋経済
現在のビジネスシーンにおいては、主体性や柔軟性も求められるため
内向型にとっては、苦手なことが多く仕事が辛くなってしまうんですよね^^;

その結果、生きづらさを感じて仕事が続かなくなってしまいます。
仕事が続かない人の適職と最適な生き方
では、内向型はどのような仕事や生き方を選択していけばいいのでしょうか?
それは、なるべく人と関わらない仕事で生きていくことです。
なぜなら、内向型は1人でやる仕事の方がパフォーマンスを発揮できるからです。
内向型の人間には、自分の体と外界とを隔てる物理的スペースが必要だ。
これにはいくつか理由がある。
第一に、彼らには、自分の考えたことや感じたことを処理するために、内へ注意を向ける必要があり、そのためには外からの刺激を遮断しなければならない。
第二に、単に周囲に人がいて、動きがあるだけで、内向型のバッテリーは消耗してしまう。
第三に、内向型は、外界を遮断しないと新たなエネルギーを生み出せない。
引用:内向型を強みにする
実際、内向型は人と関わりながら競争を求められる状況では
パフォーマンスが低下してしまうことがわかっています。
内向郡が競走において成績が低下する傾向があること
外向郡と内向郡で競走に対する態度に大きな差があることが理解された。
外向郡は競走に自己成長の可能性や相手との交流などの付加価値を見出す傾向が見られた。
それに対して内向郡は競走刺激に集中するため、競争状況が過度な刺激となった可能性が高い。
だからこそ、人と関わらない仕事でマイペースに生きていくことが最適な生き方なんですね^^
しかし、実際には「人と関わらない仕事」と言っても
安心して一生働ける仕事ってないんですよね。
実際僕も転職する度に、人と関わらない仕事を探してきましたが
多いのは「工場勤務」や「ドライバー」などの仕事で
今後テクノロジーの発展によって、いつなくなるかわからないという不安があります。
また、「プログラミング」や「Webデザイナー」という仕事もありましたが
専門スキルが必要で未経験の自分が採用されるわけないと思っていました。
もう少し妥協すれば「ルート営業」や「事務職」もありますが
これらは契約社員や派遣社員からのスタートが多く
いつクビを切られるかわからないうえ
キャリアを積めずに何年間かを棒に降るリスクが伴います。
このように、「人と関わらない仕事」は、リスクが多いのが現状です。
そこで僕が始めたのがオンラインビジネスでした。
なぜならオンラインビジネスは、全ての作業をインターネット上で行うため
まったく人と会うことなく仕事ができるからです。
また、人材の能力や人間性に頼った組織力ではなく
ITシステムなどの仕組みの力でビジネスを展開することができるからです。
そのため、同じ仕組みを作れば、誰でも同じ結果を得ることができます。
実際僕自身も、オンラインビジネスで起業して
わずか3ヶ月で月商121万円になり
会社員時代の収入を超えることができました。

また、人と関わらず生活できるようになったことで
ストレスがなくなり、体調を崩すことがなくなったばかりか
人目を気にせず自分のやりたいことを実現できるようになったことで
好奇心が高まり、以前とは比較にならないほど幸福度が上がったと実感しています。
好奇心と心理的well-being(幸福な状態)や主観的幸福感との間に、正の関連が報告されている。
もしあなたが、この記事を読んで「人と関わらない仕事」が自分にも向いていると思ったなら
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内向型起業家のMu(☞プロフィール)です^ ^