「目を見て話せない!」今回はそんなお悩みに応えていきたいと思います。
なぜなら、僕自信がずっと同じ悩みを抱えて生きてきたからです。
僕はこの悩みを解決するために、今までいろんな情報にあさってきました。
しかし、そこに書いてあるのはどれもその場しのぎで、根本的な解決には至らなかったんですよね^^;
よくあるのが、以下のような解決策です。
- 目を見ないで眉間を見る
- 笑顔でいれば自然体で目を見ることができる
- 見られていると思わず、見ていると思う
そもそも、人の目を見れなくなってしまう原因は、自分の内側にあります。
だからこそ、解決策も自分の内側を探さなければならなかったんですよね^^;
最近やっとそのことに気づいたおかげで、現在の僕は堂々と人の目を見ながら話せるようになりました^ ^
そこで、僕が見つけた自分の内側にある「目を見て話せない」根本的な原因と
本質的な解決策をシェアさせていただければと思います^ ^
目次
人と目を合わせられない時の3つの心理レベルとは?

人の目を見て話せなくなってしまう心理状態は以下の3つのレベルに階層化できます。
階層が下にいくほど、症状は重くなり、精神的苦痛も大きいため障害や病気に発展してしまうことも。
以下で1つずつ説明していきますね^ ^
LEVEL1:人見知り・シャイ
人の目を見て話せない最も軽度の状態は、人見知りやシャイな性格によって引き起こされている場合です。
人見知りやシャイは、相手に対して警戒心を持っていることでなると言われている。
警戒心が働いてしまう原因は、相手の心境がわからないからです。
相手の心境がわからないと、相手が自分のことをどう思っているのか想像できないので
安心して心を開くことができず、緊張してしまうんですよね^^;
心を開いていない状態で相手と目を合わせて話すと、心の中を覗かれそうな感じがして思わず目線を外してしまいます。
LEVEL2:自分に自信がない
人の目を見て話せなくなってしまう中度の状態は、自分に自信がないことで引き起こされている場合です。
なぜ自分に自信がないのかと言えば、自分にコンプレックスを感じているからです。
人見知りやシャイな性格がなかなか改善しない人は
社交的に振る舞えないことに劣等感を感じやすく、コンプレックスを感じてしまうことが多い。
自分にコンプレックスを感じていると、そのことを人に知られたくなくなりますよね^^;
そのため、人と目が合うことでそんな自分を見透かされるという危機感から目線を逸らしてしまいます。
LEVEL3:うつ病・対人恐怖症
人の目を見て話せなくなってしまう重度の状態は、障害によって引き起こされている場合です。
自分に自信がない状態が続くと、他人から評価されることで自分に自信を付けようとします。
そのため、過度に他人から嫌われることを怖がり、誰からも悪く思われないように周りに気を使いすぎてしまいます。
この状態は、周りに合わせるために自分を押し殺しているため、精神的にストレスがたまり、精神障害に発展してしまう。
また、対人恐怖症は他人に嫌われることが怖くなりすぎて、他人と関わることが怖くなってしまう障害のことです。
つまり、他人への恐怖心が芽生えた結果、人と目を合わせることができなくなってしまいます。
以上のように、目を見て話せなくなる心理状態は3段階あり、実はこれらは先天的な気質によって引き起こされてしまいます。
事項で詳しく説明していきますね^ ^
人の目を見れない根本的な原因
実は、警戒心が働きやすいのも、社交的に振る舞えずコンプレックスを感じてしまうのも、他人が怖くなるのも
全て内向型という気質によって説明がつきます。
内向型とは、心理学者のカール・ユングが唱えたパーソナリティーの1つです。
ユングによると、人間は内向型と外向型のどちらか寄りの気質を持って生まれてくるとされている。

そして、内向型は長期記憶に頼った情報処理を行っているため警戒心が働きやすい。

長期記憶は、過去のエピソードや感情、過ちや倫理を保存し、ネガティブな情報ほど学習する。
なぜなら人間には、危険から身を守るという本能が備わっているからです。
そのため、内向型は人見知りやシャイな性格な人が多い。
また、世の中の70~80%は外向型で、残りの20~30%が内向型と言われている。
そのため、内向型はマイノリティな存在で、社会の常識や価値観は外向型が基準になっています。
つまり、世の中の多くが外向型で社交的に振る舞うことが良しとされている世の中だからこそ
内向型は自分の性格にコンプレックスを抱きやすいのです。
そんな世の中で生きていると、自分を押し殺してでも外向的になろうとしてしまいますよね^^;
しかし、もともとの気質が違うので、ストレスばかりを抱えてしまい、精神を病んでしまいます。
では、内向型はどうすれば人の目をみて堂々と話せるようになるのか?
人の目を見れない状態を克服する3ステップ
これまで述べてきたように、人の目を見れなくなってしまった原因は内向型という気質が深く関係しています。
では、内向型の気質を持つ僕たちは、どうすれば目を見て話せるようになるのか?
そこで、僕が目を見て話せるようになった以下の3ステップをご紹介します^ ^
- 外向型の基準で生きるのをやめる
- 内向型の強みを知り、日常的に活かす
- 内向型の自分を肯定し、他人も肯定する
1つずつ解説していきますね^ ^
①外向型の基準で生きるのをやめる
前項で述べたように、世の中の常識や価値観は外向型が基準で作られています。
僕たち内向型が、その価値観に合わせて生きようとすると、
自分に向いていないことばかりで、余計に自分に対する自信をなくして辛くなってしまいます。
そのため、外向的な人間になろうとすることをやめ、内向型の自分に向いている生き方を目指してください。
2内向型の強みを知り、日常的に活かす
内向型に向いている生き方をするためには、以下の2つを知る必要があります^ ^
- 内向型はどんな特徴を持っているのか?
- 内向型はどんなことが得意で、どんなことが苦手なのか?
これらを把握して、自分が得意なことで周りの人や社会に貢献することを考えてみてください。
なぜなら、人間は自分の強みを知り、それを日常的に活かすことで幸福度が上がるからです^ ^
③自分を肯定し、相手も肯定する
幸福度が上がると自分の性格を悲観することはなくなりますよね^ ^
なぜ内向型が相手に対して警戒心を働かせてしまうのかと言えば、自己否定をしているからです。
人間には、他人も自分も「同じ考え」や「同じ知識」を持っていると思い込むバイアスがある。
これを心理学では偽の合意効果と呼びます。
自己否定している状態で偽の合意効果が働くと
「きっと相手も自分のことを否定的な目で見ているんだろう」と思い込んで
警戒心が働いてしまうんですね^^;
そのため、まずは自分のことを肯定してください。
すると、偽の合意効果が働き
「相手も自分のことを肯定的に見てくれる」と思い込んで
警戒心を解くことができます^ ^
その結果、相手の目を見て話すことができるようになります。
そのためには、まずは内向型についてもっと詳しくなってくださいね^ ^
以下の記事では、内向型の特徴や強みの活かし方について、徹底的に解説しています。
ぜひ1度読んでみてください^ ^
内向型起業家のMu(☞プロフィール)です^ ^